プロ野球・横浜DeNAベイスターズの初代監督・中畑清氏が24日、オンラインで行われた、ノンフィクション書籍『ベイスターズ再建録「継承と革新」その途上の10年』(25日発売)刊行記念記者会見に出席した。
スポーツライターの二宮寿朗氏が執筆した本書は、誕生して10年目を迎える同球団の軌跡をつづった一冊。本拠地はガラガラ、成績は万年Bクラス、噂になっては立ち消える身売り話。そこからいかにして、チケットの取れない人気球団になったのか。グラウンドで戦う選手ではなく、球団職員という内側にいる“会社員”たちの戦いを追った異色のスポーツノンフィクションに仕上がっている。その中で、中畑氏も取材を受けている。
中畑氏は監督時代、選手や職員に対し「一人ひとりがセールスマンであってほしい」と説いたという。「選手のファンサービスは当たり前。それを理解できてない選手が多すぎる。俺は前もってファンサービスを実践していった」とし、王貞治氏と長嶋茂雄氏を例に挙げ「あれだけの大スターが当たり前のようにサインしていた。(DeNAも)どんどん選手がやってくれるようになって、12球団で一番ファンサービスができてるチームだとファンの評価を得るようになった」とチームの変化を語った。
また自身がメディア対応を欠かさずこなしてきたことに触れ、「マスコミから注目されるの大好き」とにっこり。一転、真剣な表情で「就任して約束したのはどんな状態の試合をやったとしても、要望があれば絶対にインタビューを受ける。僕は4年間断っていない。それも仕事の一環だと思ってる」と心境を吐露。「ファンは負けたときの監督の心理とかを聞きたいと思う。端的に自分のメッセージを送るために断らない。4年間やり通した」と胸を張った。
会見には二宮氏も出席した。
スポーツライターの二宮寿朗氏が執筆した本書は、誕生して10年目を迎える同球団の軌跡をつづった一冊。本拠地はガラガラ、成績は万年Bクラス、噂になっては立ち消える身売り話。そこからいかにして、チケットの取れない人気球団になったのか。グラウンドで戦う選手ではなく、球団職員という内側にいる“会社員”たちの戦いを追った異色のスポーツノンフィクションに仕上がっている。その中で、中畑氏も取材を受けている。
中畑氏は監督時代、選手や職員に対し「一人ひとりがセールスマンであってほしい」と説いたという。「選手のファンサービスは当たり前。それを理解できてない選手が多すぎる。俺は前もってファンサービスを実践していった」とし、王貞治氏と長嶋茂雄氏を例に挙げ「あれだけの大スターが当たり前のようにサインしていた。(DeNAも)どんどん選手がやってくれるようになって、12球団で一番ファンサービスができてるチームだとファンの評価を得るようになった」とチームの変化を語った。
また自身がメディア対応を欠かさずこなしてきたことに触れ、「マスコミから注目されるの大好き」とにっこり。一転、真剣な表情で「就任して約束したのはどんな状態の試合をやったとしても、要望があれば絶対にインタビューを受ける。僕は4年間断っていない。それも仕事の一環だと思ってる」と心境を吐露。「ファンは負けたときの監督の心理とかを聞きたいと思う。端的に自分のメッセージを送るために断らない。4年間やり通した」と胸を張った。
会見には二宮氏も出席した。
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2021/06/24