東京・六本木ヒルズ森タワー52階・東京シティビューで、あす25日から開幕するDCの特別総合展『DC展 スーパーヒーローの誕生』のプレスイベントが24日実施され、ダンス＆ボーカルグループ「TRF」のDJ KOOが“ジョーカー”に、元E-girlsの楓が“ハーレイ・クイン”をイメージした衣装＆メイクで登場した。

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　DJ KOOは、「DC KOOです！」とあいさつ。メイクは、ヒース・レジャーが演じたジョーカーに自身のテイストを融合した「僕なりのマルチバース」バージョンとのこと。サングラスの下の目元までメイクをしており、1時間半くらいかかったという仕上がりは「イメージどおり。でもDJ KOOってわかるかな？」と気にしていたが、心配無用だろう。

　「ハーレイ・クインに一度なってみたかった」という楓も、1時間以上かけて、画像と照らし合わせながら衣装だけでなく、ヘアスタイル、メイクも目元のハートまでしっかり再現したという。

　DJ KOOは、ディスコでDJをやって頃からDCキャラクターが描かれたTシャツを着ていたといい、「ディスコのフロアにはいろんなお客さんがいるんですけど、専用ブースがあって、いろんな人たちを盛り上げていくDJの姿に憧れた。ヒーローに憧れる意識もあったのかな」と、DCの思い出を重ねて若かりし頃を回想。

　今年8月の誕生日で60歳、還暦を迎えるDJ KOOは、「今年DJ活動も40周年、メモリアルイヤーなんです。目の前にあることを全力でこなす。納得いかないこともたくさんあるがめげずに突き進む。その積み重ねで今の自分がある。健康第一。60歳過ぎても現役でやりたい」と抱負を語った。

　そんなDJ KOOを見て楓は「私が生まれる前から芸能活動をされている大大大先輩。ずっと最前線でアーティスト活動だけでなくてバラエティなどいろんなことに挑戦されている。私は芸能活動をはじめて10年。KOOさんのように挑戦してヒーローになりたいです」と、羨望の眼差しを向けていた。

　DJ KOOは、占いで「ピークは66歳」と言われたそうで、「まだまだ行けるんだって。ピーク目指して頑張る」と、気炎を上げていた。

　同展は、世界的に人気を博すバットマンやスーパーマン、そして近年キャラクター単体で映画化され、日本国内でも大人気となったジョーカー、ハーレイ・クイン、ワンダーウーマンなど、「スーパーヒーロー」と「スーパーヴィラン」をはじめとしたDCのキャラクターたちと、その物語を紹介。貴重な当時のコミックや設定資料、映画の衣装や小道具など約400点以上が一挙展示される。9月5日まで。