俳優の濱田岳、声優の津田健次郎、女優の草笛光子が、8月11日に放送されるNHK・BSPドラマ×マンガ『特攻兵の幸福食堂』（後9：54〜10：53）に出演することが23日、発表された。

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　同番組では、ひとりのマンガ家が太平洋戦争での「特攻」について作品を完成させるまでの日々が描かれる。漫画『ちらん〜特攻兵の幸福食堂〜』（著：魚乃目三太）を随所に織り交ぜながら進行する新感覚のドラマとなる。

　毎年8月に放送されている『ドラマ×マンガ』は今年で4年目、戦争とは縁遠い世代の視聴者に、戦争について身近に考えてもらえる内容となっている。

　出演はほか、手島実優、今村裕次郎、吉澤健。漫画パートには、悠木碧が声で出演する。

■あらすじ
35歳になるマンガ家の魚沼陽太（濱田）は、連載を打ち切られ崖っぷちに立っていた。そんな中、先輩の西海斗（津田）とふらりと入った居酒屋で、88歳の女将・嶋田栄子（草笛）から興味深い話を聞く。
太平洋戦争中、栄子の家族は、鹿児島県知覧で若い特攻隊員たちに食事を振る舞う食堂を切り盛りしていた、というのだ。「ぜひマンガにしたい！」と、陽太は栄子に協力を依頼する。栄子が語るのは、これまで陽太が全く知らなかった特攻隊員たちの素顔だった。さらに陽太は、栄子の幼なじみで特攻隊の生き残りである井田保（吉澤）を訪ね、特攻隊員の本音を知る。ところが、陽太のある発言が保の怒りを買い、追い返されてしまう…。