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映画『片袖の魚』予告編解禁 米国のLGBTQ+系映画祭に正式招待

 自分を不完全な存在だと思い込み、自信を持てないまま社会生活を送るひとりのトランスジェンダー女性が新たな一歩を踏み出そうとする瞬間を描いた映画『片袖の魚』が、7月10日より、東京・新宿K's cinemaで公開される。ささやかながらも確かな一歩を刻む34分。このたび予告編が解禁された。

トランスジェンダー女性の物語、映画『片袖の魚』7月10日より東京・新宿K's cinemaで公開 (C)2021みのむしフィルム

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 制作にあたっては、日本で初めてとなるトランスジェンダー女性当事者の俳優オーディションを開催。多数の応募者の中から主役に選ばれたのは、ファッションモデルとして活躍し、本作が映画初主演となるイシヅカユウ。主人公の友人には、同じくオーディションで選ばれた広畑りか。高校時代の同級生に黒住尚生、職場の同僚に猪狩ともか、そして原日出子が包容力ある職場の上司を演じている。

 音楽は、蓮沼執太フィルでドラマーを務める尾嶋優Jimanicaがオリジナル楽曲を提供。サウンドトラックの発売も決定し、劇場で先行販売予定だ。原案の詩人・文月悠光が映画のために歌詞を書き下ろした主題歌「RED FISH」も収録される。

 また、本作では新型コロナウイルス対策として少人数かつスピーディーな制作に対応するため、全編にわたりスマートフォンSony Xperia 11台のみで撮影が行われた。

 劇場公開に先立ち 、「ホノルル・レインボーフィルム・フェスティバル」「アウトサウス・クィアフィルム・フェスティバル」といずれも四半世紀以上の歴史がある米国のLGBTQ+系映画祭に正式招待されることが決定。さらなる国際展開も予定 されている。

 コロナウイルス感染拡大防止対策として、前売券の制作・販売は行っておらず、その代わりとして、当該劇場では初となる「web予約特別割引」を実施。鑑賞日3日前より予約可能で、ネットで購入すると割引料金1000円で鑑賞できる。詳しくは劇場ホームページ(https://www.ks-cinema.com/)に掲載。

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