俳優の神尾楓珠がゲイであることを隠しながら生活する男子高校生役で主演し、BL好きの女子同級生との恋愛を通じ、世間にはびこる“ふつう”という価値観とのギャップに向き合う男女の姿を描く映画『彼女が好きなものは』(2021年秋公開)のティザービジュアル3種と特報が解禁された。
ティザービジュアルのうち1つは、奥にいる安藤純(神尾)が、【BL好き】を隠しているクラスメイトの女子・三浦紗枝(山田杏奈)を見つめる印象的な構図となっている。ピントを手前の紗枝にあてることで、純の姿は少しぼやっとしているが、ゲイであることを家族や周りの人たちに打ち明けられず、悩みながら自分を隠して生きている純のキャラクターを表している。
また、「僕はゲイだ。だからって“ふつう”の幸せをあきらめたくない。」というキャッチコピーからは、世間にはびこる“ふつう”という価値観と自分らしさとの狭間で葛藤する純が、「異性を愛したい」「家庭を築きたい」という願いを内面に秘めていることを伝えている。背景は、純と紗枝がデートで訪れる水族館の水槽の鮮やかなブルーをそのまま生かしたビジュアルとなっている。
残り2つは、純と紗枝の姿を一人ずつとらえた、【純ver.】と【紗枝ver.】。【紗枝ver.】には、彼女の心情を伝える「私はBLが好き。だからって好きな人がゲイだとは思わなかった。」というコピーがそえられている。男性同士の恋愛を描いた漫画、いわゆるBLを嗜みながらも、自分の目の前に当事者がいるとは思いもしなかった紗枝の複雑な心情を表現している。
特報は、純が紗枝から告白される場面を見ることができる。自分が【ゲイ】であることを知らない紗枝からの告白に、「自分も“ふつう”に女性と付き合い、“ふつう”の人生を歩めるのではないか?」。一縷の望みをかけ、純は紗枝の告白を受け入れ、付き合うことになるが…。
純と紗枝が学校で一緒にお弁当を食べる場面や、遊園地に行ったり、浴衣姿で楽しそうにデートをする場面が映し出される一方で、紗枝には明かしていない、恋人・誠(今井翼)とキスをする直前のカットも。自分が望む“あたりまえ”の幸せと自分らしさとの狭間で揺れ動く純が描かれている。
本作は、小説家・浅原ナオト氏の「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫)が原作。Web小説サイト「カクヨム」で話題作となり、2018年2月に書籍化され、19年4月にはNHKで『腐女子、うっかりゲイに告る。』のタイトルでドラマ化もされ、大きな反響を呼んだ。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
ティザービジュアルのうち1つは、奥にいる安藤純(神尾)が、【BL好き】を隠しているクラスメイトの女子・三浦紗枝(山田杏奈)を見つめる印象的な構図となっている。ピントを手前の紗枝にあてることで、純の姿は少しぼやっとしているが、ゲイであることを家族や周りの人たちに打ち明けられず、悩みながら自分を隠して生きている純のキャラクターを表している。
また、「僕はゲイだ。だからって“ふつう”の幸せをあきらめたくない。」というキャッチコピーからは、世間にはびこる“ふつう”という価値観と自分らしさとの狭間で葛藤する純が、「異性を愛したい」「家庭を築きたい」という願いを内面に秘めていることを伝えている。背景は、純と紗枝がデートで訪れる水族館の水槽の鮮やかなブルーをそのまま生かしたビジュアルとなっている。
残り2つは、純と紗枝の姿を一人ずつとらえた、【純ver.】と【紗枝ver.】。【紗枝ver.】には、彼女の心情を伝える「私はBLが好き。だからって好きな人がゲイだとは思わなかった。」というコピーがそえられている。男性同士の恋愛を描いた漫画、いわゆるBLを嗜みながらも、自分の目の前に当事者がいるとは思いもしなかった紗枝の複雑な心情を表現している。
特報は、純が紗枝から告白される場面を見ることができる。自分が【ゲイ】であることを知らない紗枝からの告白に、「自分も“ふつう”に女性と付き合い、“ふつう”の人生を歩めるのではないか?」。一縷の望みをかけ、純は紗枝の告白を受け入れ、付き合うことになるが…。
純と紗枝が学校で一緒にお弁当を食べる場面や、遊園地に行ったり、浴衣姿で楽しそうにデートをする場面が映し出される一方で、紗枝には明かしていない、恋人・誠(今井翼)とキスをする直前のカットも。自分が望む“あたりまえ”の幸せと自分らしさとの狭間で揺れ動く純が描かれている。
本作は、小説家・浅原ナオト氏の「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫)が原作。Web小説サイト「カクヨム」で話題作となり、2018年2月に書籍化され、19年4月にはNHKで『腐女子、うっかりゲイに告る。』のタイトルでドラマ化もされ、大きな反響を呼んだ。
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2021/06/14