最新の全国映画動員ランキングトップ10（6月5日・6日、興行通信社調べ）は、4日に公開された『るろうに剣心　最終章 The Beginning』が、土日2日間で動員24万7600人、興収3億6300万円をあげ、初登場1位を獲得した。2位には、『るろうに剣心　最終章 The Final』がランクインし、「るろ剣」最終章がワンツーフィニッシュを飾った。

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　『〜The Beginning』は、初日から3日間の累計では動員35万人、興収5億円を突破する好スタート。和月伸宏氏による人気漫画を実写映画化した「るろうに剣心」シリーズの完結編前編『〜The Final』に続く後編。「なぜ、剣心は2度と人を斬らないと誓ったのか？」というシリーズ最大の謎が、これまでの「るろ剣」とは全く異なる雰囲気で描かれる。出演は佐藤健、有村架純、高橋一生ほか。監督は引き続き大友啓史が務めた。

　2位の『〜The Final』は、土日2日間で動員7万3000人、興収1億900万円をあげ、累計では動員245万人、興収34億円を突破している。

　3位は『名探偵コナン　緋色の弾丸』で、累計では動員483万人、興収67億円を突破。

　新作では、『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』が8位に初登場。前作に引き続き原作者・河本ほむら氏の完全監修によるオリジナルストーリーを、浜辺美波、高杉真宙、森川葵らレギュラーキャストが、シリーズ名物といえるオーバーアクション＆ハイテンションで演じる。監督は前作も手掛けた英勉が務めている。

　9位にも新作『胸が鳴るのは君のせい』がランクイン。同名少女漫画を、ジャニーズJr.「美 少年」のメンバー・浮所飛貴の映画初主演で実写化。共演は白石聖、板垣瑞生、原菜乃華ほか。『悼む人』『春待つ僕ら』などで監督補を務めてきた高橋洋人が監督デビューを果たした。

　既存作品では、4位の『地獄の花園』が累計で動員37万人、興収5億円を突破。今週、公開以来初の圏外となってしまった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、累計で動員567万人、興収86.7億円を突破している。

■全国映画動員ランキングトップ10（6月5日・6日）
1（NEW）るろうに剣心　最終章 The Beginning（公開週1）
2（前週1）るろうに剣心　最終章 The Final（7）
3（4）名探偵コナン 緋色の弾丸（8）
4（2）地獄の花園（3）
5（5）美しき誘惑〜現代の「画皮」〜（4）
6（3）いのちの停車場（3）
7（6）クルエラ（2）
8（NEW）映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット（1）
9（NEW）胸が鳴るのは君のせい（1）
10（10）劇場版Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編Paladin; Agateram（4）
※11（8）シン・エヴァンゲリオン劇場版（13）