2日放送の日本テレビ系バラエティー『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』2時間スペシャル(後7:00)にて、ミュージシャン・中村佳穂が、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(7月16日公開)の主人公・すず/ベルの声を務めると発表された。そして物語の軸となる劇中歌も担当する。
中村は1992年生まれ、京都府出身。20歳から本格的に音楽活動をスタート。ソロ、デュオ、バンド、さまざまな形態で音楽性を広げている。
細田監督が「すずを見つけ出す」と意気込んだ本作品のオーディションを開催。その場にいた誰しもが息をのんだ中村の圧倒的な歌声とその存在感は、まさに唯一無二だったという。「彼女こそすずだ!」と大絶賛され、今回の出演が決定した。
元々、細田監督は、中村の楽曲「そのいのち」に心打たれ、数年前にライブ会場に足を運ぶなど親交があったが、「演技もできる人だったとは…こんなことになるとは思わなかった」と今回の起用はまったく予想だにしていなかった。一方、中村は高校生の頃に、母親と劇場に足を運んで観た『時をかける少女』が強く心に残っていたという。昨年実施されたオーディションに参加後、監督から正式にオファーが届くと、今作の絵コンテを見て監督の作品への想いに大きな感銘を受け、演技未経験ながらも、出演を決意した。
12日間に及ぶアフレコを終えた中村は「頑張りました!」と充実した表情を見せ、「最初は、私の思う“悲しい”とすずの思う“悲しい”は違っていて、日が経つにつれて、すずはこう思っているんだ!と監督が話す意図が分かってきて、それからは楽しくアフレコに参加することができました」と振り返った。
また、同一人物ではあるものの“自分に自信のない内気な「すず」”と“インターネット世界<U>で大注目を集める絶世の歌姫「ベル」”との演じ分け方については、「気持ちを変える作業を、服装に手伝ってもらった」とし、すずを演じる時にはなるべく低い靴を、ベルの時はこのために購入したヒールの高いパンプスを履いて気持ちを切り替えながらアフレコを行ったと、こだわりの裏話も披露した。
また、インターネットの仮想世界<U>で最も注目される歌姫・ベルとして、本作の軸となる劇中歌を数曲披露することも決定。本作の音楽監督・岩崎太整や豪華作曲家陣たちと意見を交わし、中村本人が一部楽曲の作詞も担当するなど、制作の段階から参加している。レコーディングでは、その魅力的な歌声で今作に命を吹き込んだ。
本作は、かつて『サマーウォーズ』で描いたインターネット世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生ヒロインが登場。主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずは、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に、歌姫「ベル」として参加し、その歌声で瞬く間に世界に注目される存在になっていく。そんな彼女の前に竜の姿をした謎の存在が現れ、物語が動き出す。
すずの父親に役所広司、同じ高知の高校に通う同級生たちの声を、成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りらが務める。また、本作で描かれる超巨大インターネット世界<U>を彩る個性豊かなキャラクターたちを、森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守らが演じる。
■中村佳穂コメント
実は監督とは、数年前に、奈良でライブをした時にお会いしていて…楽屋に届いた一升瓶を見て「どなたからですか?」と会場の方に聞いたら、「細田監督からです」と言われ、まさかと思っていたら、その奥に監督がいらしたんです。そこからのご縁で何度か演奏をご覧いただいて、本当に気さくに話しかけてくれる素敵な方だなと思っていたのですが、今回オーディションに参加し、まさかこんなご縁に繋がるとは思っていませんでした。
今まで歌を歌うことしかしてこなかったので、アフレコでは最初は監督がおっしゃることを聞いただけでは理解できない部分が多かったのですが、日が経つにつれ、“あ、すずはこういう人なんだ”と、監督の意図が少しずつ見え、だんだん楽しくなっていきました。
初めての経験で何から練習したら良いのか分からなかったので、ベルの時はヒールの高いパンプスを履き、すずの時にはなるべく低い靴を履いて喋ってみたりと、服装に手伝ってもらいながら、すずとベルを演じ分けました。
細田監督の作品の出会いは、高校生の頃、梅田で母と『時をかける少女』を観に行った思い出があります。そんな自分がまさか細田監督の作品に参加することになるなんて、うれしい気持ちです。
中村は1992年生まれ、京都府出身。20歳から本格的に音楽活動をスタート。ソロ、デュオ、バンド、さまざまな形態で音楽性を広げている。
細田監督が「すずを見つけ出す」と意気込んだ本作品のオーディションを開催。その場にいた誰しもが息をのんだ中村の圧倒的な歌声とその存在感は、まさに唯一無二だったという。「彼女こそすずだ!」と大絶賛され、今回の出演が決定した。
元々、細田監督は、中村の楽曲「そのいのち」に心打たれ、数年前にライブ会場に足を運ぶなど親交があったが、「演技もできる人だったとは…こんなことになるとは思わなかった」と今回の起用はまったく予想だにしていなかった。一方、中村は高校生の頃に、母親と劇場に足を運んで観た『時をかける少女』が強く心に残っていたという。昨年実施されたオーディションに参加後、監督から正式にオファーが届くと、今作の絵コンテを見て監督の作品への想いに大きな感銘を受け、演技未経験ながらも、出演を決意した。
12日間に及ぶアフレコを終えた中村は「頑張りました!」と充実した表情を見せ、「最初は、私の思う“悲しい”とすずの思う“悲しい”は違っていて、日が経つにつれて、すずはこう思っているんだ!と監督が話す意図が分かってきて、それからは楽しくアフレコに参加することができました」と振り返った。
また、同一人物ではあるものの“自分に自信のない内気な「すず」”と“インターネット世界<U>で大注目を集める絶世の歌姫「ベル」”との演じ分け方については、「気持ちを変える作業を、服装に手伝ってもらった」とし、すずを演じる時にはなるべく低い靴を、ベルの時はこのために購入したヒールの高いパンプスを履いて気持ちを切り替えながらアフレコを行ったと、こだわりの裏話も披露した。
また、インターネットの仮想世界<U>で最も注目される歌姫・ベルとして、本作の軸となる劇中歌を数曲披露することも決定。本作の音楽監督・岩崎太整や豪華作曲家陣たちと意見を交わし、中村本人が一部楽曲の作詞も担当するなど、制作の段階から参加している。レコーディングでは、その魅力的な歌声で今作に命を吹き込んだ。
本作は、かつて『サマーウォーズ』で描いたインターネット世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生ヒロインが登場。主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずは、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に、歌姫「ベル」として参加し、その歌声で瞬く間に世界に注目される存在になっていく。そんな彼女の前に竜の姿をした謎の存在が現れ、物語が動き出す。
すずの父親に役所広司、同じ高知の高校に通う同級生たちの声を、成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りらが務める。また、本作で描かれる超巨大インターネット世界<U>を彩る個性豊かなキャラクターたちを、森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守らが演じる。
■中村佳穂コメント
実は監督とは、数年前に、奈良でライブをした時にお会いしていて…楽屋に届いた一升瓶を見て「どなたからですか?」と会場の方に聞いたら、「細田監督からです」と言われ、まさかと思っていたら、その奥に監督がいらしたんです。そこからのご縁で何度か演奏をご覧いただいて、本当に気さくに話しかけてくれる素敵な方だなと思っていたのですが、今回オーディションに参加し、まさかこんなご縁に繋がるとは思っていませんでした。
今まで歌を歌うことしかしてこなかったので、アフレコでは最初は監督がおっしゃることを聞いただけでは理解できない部分が多かったのですが、日が経つにつれ、“あ、すずはこういう人なんだ”と、監督の意図が少しずつ見え、だんだん楽しくなっていきました。
初めての経験で何から練習したら良いのか分からなかったので、ベルの時はヒールの高いパンプスを履き、すずの時にはなるべく低い靴を履いて喋ってみたりと、服装に手伝ってもらいながら、すずとベルを演じ分けました。
細田監督の作品の出会いは、高校生の頃、梅田で母と『時をかける少女』を観に行った思い出があります。そんな自分がまさか細田監督の作品に参加することになるなんて、うれしい気持ちです。
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2021/06/02