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「整形級の変化!?」「別人…だよね?」少女漫画レベルのビフォーアフター、あか抜けレイヤーたちの“美意識”

 SNSでは過去と現在の写真を並べて投稿するツイートが流行している。コスプレイヤーたちの間でも、着飾ったコスプレ写真と、素の状態・昔の様子などを比較する投稿が見られる。今回はその中でも、別人級にあか抜けたその姿に多くの反響があったという2名のコスプレイヤーをピックアップ。写真を投稿した理由や、あか抜けるきっかけになった出来事などを聞いた。

垢抜けレイヤー・らいむさん(左)、闇蛇さん(右)

垢抜けレイヤー・らいむさん(左)、闇蛇さん(右)

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■容姿に悩みを持つ人は、私の写真を見て“変われる”ということを知ってほしい

 コスプレを始めるまでは、自身の容姿にコンプレックスを持っていたというらいむさん。そんな彼女がビフォーアフター写真をツイートしたのは、自分と同じように“容姿に悩みを抱えている人”に向けての応援の気持ちが強かったからだという。

 「子どものころから容姿に対するコンプレックスがあったんですけど、コスプレをするようになってから、褒めてくれる友だちができたことが自信になりました。私自身が“コスプレをすることで、見た目だけでなく中身もこんなに変われるんだ”ということを身をもって体験できたので、この気持ちを大勢の方に知ってほしい! と思って」。

 趣味にコスプレを選んだ理由を聞いてみたところ、そこには明確な狙いがあったそうで、「コスプレなら好きなキャラクターになりきれるだけでなく、メイクの練習にもなるので、身につけたノウハウはプライベートでも活かせると思って。これは一石二鳥だな…ということで挑戦してみたんです」とのこと。

 納得のいくコスプレメイクができるようになるまでには苦労も多かったようで、「私は目が小さいうえに一重なので、大きく見せためにずいぶんと試行錯誤しました。コスプレイヤーの間では評判のいいメイク用品でも、自分には合わないものが多くて。そうした見極めができるようになったことも、コスプレを通して学んだ知識・経験のひとつですね」と話してくれた。

■考え方が変化したきっかけは、美容に対する意識の高い人たちとの交流

 続いて紹介するのは、5年前と現在の写真を並べて見せる投稿で注目された闇蛇さん。ツイートには「もとの姿もかわいいけど、とにかくあか抜けた」など、多数のコメントが寄せられているが、“あか抜けた理由”に関しては以下の通り。

 「高校卒業後、鹿児島県から上京して。東京で美容に対する意識の高い方とたくさん出会い、“このままじゃダメだ!”と思うようになったことが変化の大きな理由です。そこから美容を強く意識するようになりました」。

 闇蛇さんのように、上京、進学、就職といった人生の節目に合わせて、美容に目覚める人は多い。彼女の場合、メイクだけでなく、“好きなキャラクターになりきりたい”という、コスプレイヤーならではの美意識も大きく影響していたようで、身体づくりにも励み10kg近い減量に成功したという。

 「改めて見返してみると、学生時代は本当にあか抜けてないですよね(笑)。このころは自分の容姿にまったく自信がなくて。高校生活はほとんど、マスクで口元を隠しながら生活していたんです。キレイになる努力もしないで、“これが普通なんだ”と思っていました」。

 当時は人と話すことも苦手だったという闇蛇さん。そんな彼女が心身ともに成長し、人見知りせずに大勢の人と話せるようになれたのは、“きれいになるための努力”の賜物と言えるだろう。

取材・文/ソムタム田井

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