70年代のモスクワの空港で2年もの間、飼い主を待ち続けた“忠犬パルマ”の実話をもとに、日本とロシアで共同製作された映画『ハチとパルマの物語』の先行上映会が23日、ロケ地の秋田県大館市で開かれ、同作に本人役で出演した平昌(ピョンチャン)オリンピックフィギュアスケートの金メダリスト、ロシアのアリーナ・ザギトワ選手(19)が舞台あいさつを行った。ザギトワ選手は「みなさんこんにちは私はアリーナ・ザギトワです。元気ですか?」と流暢な日本語を披露し、観客から喝采を浴びた。 ザギトワ選手は、3年前大館市に本部がある秋田犬保存会から秋田犬の「マサル」を贈られた縁もあり、大館市の訪問を希望していたということで、今回初めて実現。舞台あいさつには、本人役で出演した福原淳嗣大館市長(53)、アナスタシア・ラザレフ役のアナスタシア(8)も登壇。司会は、ABS秋田放送の井関裕貴アナウンサーが担当した。
2021/05/24