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『桜の塔』第一部、クライマックスへ 玉木宏と吉田鋼太郎が脚本12ページの攻防戦

 俳優・玉木宏が主演するテレビ朝日系ドラマ『桜の塔』(毎週木曜、後9:00)。6日放送の第4話は冒頭から急展開となり、第1部がついにクライマックスへ突入する。

テレビ朝日系木曜ドラマ『桜の塔』第4話より(左から)吉田鋼太郎、玉木宏 (C)テレビ朝日

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 『桜の塔』は、桜の代紋を掲げる警視庁を舞台に、その頂点=警視総監の座をめぐり、激しい出世バトルを描いていくストーリー。幼少期の“ある出来事”が火種となり、権力を手に入れることを渇望するようになった警視庁捜査共助課の理事官・上條漣を玉木が演じる。第3話では、あらゆる手段を駆使して「出世の階段」を突き進む警視庁キャリア組の漣が警視正に昇進したのに伴い、警務部へ異動。「警察の中の警察」と言われている警務部の監察官として、警視庁内部で起きた押収品横流し事件を調査。そしてついに、事件の主犯が捜査一課の刑事・高杉賢剛(長谷川朝晴)だと突き止めたが…。

 第4話では、高杉に横流しのノウハウを教え、事件を起こすよう裏で誘導したのが、元警察官・刈谷銀次郎(橋本じゅん)だったことを知った漣が、刈谷の真意を直撃。漣の父親代わりであり、情報屋としても漣の出世のために暗躍してきた刈谷から「お前の親父さんは、本当に殺された」と23年前の秘密を告白されたのをきっかけに、23年前の父の事件との因果関係が疑われる「薩摩派」派閥のトップの警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎)にバトルを仕掛ける“衝撃展開”へと発展していく。

 刈谷から明かされた“秘密”は、漣がまるで想像もしなかった内容だった。刈谷が今回の横流し事件を高杉にけしかけたのは、警察官だった漣の父・勇仁(岡部たかし)が派出所で“自殺”した23年前の事件を警視庁の上層部に思い出させるためだった、という事実が判明。しかも、勇仁は“自殺”ではなく、派出所を訪れた何者かに首を括るよう強要された、と衝撃の言葉を続ける刈谷。さらに勇仁は死ぬ直前まで、当時後輩だった高級クラブ「S」のママ・小宮志歩(高岡早紀)がかぎつけた、今回と同じ手口の押収品横流し事件の真相を追っていたという。

 刈谷と志歩から、すべては「薩摩派」によって仕組まれた可能性が高いと聞いた漣は、父を死に追いやった犯人を突き止めることを決意。現在「薩摩派」のトップに君臨する権藤を相手取り、壮絶な一騎打ちを繰り広げていく。玉木と吉田は『ギルティ 悪魔と契約した女』(2010年)以来の共演。そんな2人に、早くも訪れる壮絶なバトルシーン。情に厚い一方、鋭い眼光も光らせる権藤の核となる部分をあぶり出しながら、今後の物語展開のカギを握る新情報をもえぐり出していく、脚本家・武藤将吾が紡ぎだした12ページにわたる魂と魂がぶつかり合う対峙シーンは必見だ。

 そして最後には、ついに漣の前に真犯人が登場する。

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