各地で『まん延防止等重点措置』が要請されるなど、コロナ禍の脅威はまだまだ油断できない状況が続くが、緊急事態宣言が解除されたことで、各種イベントも再開の目処が立ちつつある。4月3日、4日には池袋・サンシャインシティにて人気コスプレイベント『acosta!(アコスタ)』が行われた。政府や東京都が定めるガイドラインを遵守しつつ、それぞれがひさしぶりのイベントを満喫している姿が各所で見られた。
会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に流行っているアニメを分析できる…というところも、参加するうえでの醍醐味のひとつ。現在は『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』などが多く、この人気は今後も続きそうだ。一方、ゲームでは、長年に渡り圧倒的な人気を誇ってきた『Fate/Grand Order』(以下、『FGO』)と並び、2020年の秋以降、『原神』のキャラクターに扮するコスプレイヤーが爆発的に増加。
そんな『原神』に登場する人気キャラクターのひとり、アンバーに扮する鈴折ずおさんは「シルエットが綺麗に見えるように、身体づくりも意識しました。衣装はあえて、ちょっときつめのものを用意して。それを着こなせるように、がんばって体を絞りました」とコメント。
また、同じく『原神』のリサに扮する鳥海かうさんに、同作のコスプレ人気について聞いてみたところ、「純粋にゲームとしてもおもしろいところが、レイヤーのなかでもウケている一番の理由だと思います。“コスプレをしたい”という衝動は、“おもしろいゲームがある”→“そのゲームに出てくるキャラクターになりきりたい”という順番でも生じるので。逆に、良さ気なキャラクターはたくさんいるのに、内容自体があまりおもしろくなかったため、コスプレ界隈では人気が出なかった…というゲームも、実はけっこうあったりしますよ」。
外出自粛期間中に“宅コス”で、衣装制作やメイクのクオリティアップに励んできたという参加者も大勢いて、その成果をイベントで発揮できたかを聞いてみたところ、「時間をかけて微調整してきたので、衣装やウィッグの出来栄えには満足しています。ただ、宅コスだと自撮りがメインなので、ポージングの練習を忘れていて…(汗)。せっかくカメラマンさんに撮ってもらえるのに、肝心のポーズがうまく決まらなくて。その都度、スマホで画像を検索しながら対応することになったので、次回に備えて、ポーズの方もしっかり練習しておきます」といったさらなるクオリティアップを誓っていた。
取材・文=ソムタム田井
会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に流行っているアニメを分析できる…というところも、参加するうえでの醍醐味のひとつ。現在は『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』などが多く、この人気は今後も続きそうだ。一方、ゲームでは、長年に渡り圧倒的な人気を誇ってきた『Fate/Grand Order』(以下、『FGO』)と並び、2020年の秋以降、『原神』のキャラクターに扮するコスプレイヤーが爆発的に増加。
そんな『原神』に登場する人気キャラクターのひとり、アンバーに扮する鈴折ずおさんは「シルエットが綺麗に見えるように、身体づくりも意識しました。衣装はあえて、ちょっときつめのものを用意して。それを着こなせるように、がんばって体を絞りました」とコメント。
また、同じく『原神』のリサに扮する鳥海かうさんに、同作のコスプレ人気について聞いてみたところ、「純粋にゲームとしてもおもしろいところが、レイヤーのなかでもウケている一番の理由だと思います。“コスプレをしたい”という衝動は、“おもしろいゲームがある”→“そのゲームに出てくるキャラクターになりきりたい”という順番でも生じるので。逆に、良さ気なキャラクターはたくさんいるのに、内容自体があまりおもしろくなかったため、コスプレ界隈では人気が出なかった…というゲームも、実はけっこうあったりしますよ」。
外出自粛期間中に“宅コス”で、衣装制作やメイクのクオリティアップに励んできたという参加者も大勢いて、その成果をイベントで発揮できたかを聞いてみたところ、「時間をかけて微調整してきたので、衣装やウィッグの出来栄えには満足しています。ただ、宅コスだと自撮りがメインなので、ポージングの練習を忘れていて…(汗)。せっかくカメラマンさんに撮ってもらえるのに、肝心のポーズがうまく決まらなくて。その都度、スマホで画像を検索しながら対応することになったので、次回に備えて、ポーズの方もしっかり練習しておきます」といったさらなるクオリティアップを誓っていた。
取材・文=ソムタム田井
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2021/04/22