ニッポン放送と日本音楽事業者協会が2008年から半年に一度、共同で制作を行っているラジオ番組『オールナイトニッポン0(ANN ZERO)〜決戦!お笑い有楽城〜』が、10日深夜に放送(深3:00〜4:50)され、お笑いコンビ・XXCLUBが優勝(番組の様子は放送後1週間以内であればradikoで聞くことができる)。『ANN0』パーソナリティー権と優勝賞金10万円が与えられた。
通常は観客を入れた形で行われているが、今回は新型コロナウイルスへの予防を考慮して、無観客で実施。ランジャタイ、ママタルト、しちふく、パンプキンポテトフライ、Gパンパンダ、モシモシ、ヒコロヒー、XXCLUBが出場し、MCはラバーガールと笹木香利が担当し、審査員は松村邦洋、バイきんぐ・西村瑞樹、小宮有紗、松田健次氏、金子司氏が務めた。
歴代優勝者は、マシンガンズ、ラバーガール、いとうあさこ、フォーリンラブ、なすなかにし、三拍子、磁石、バイきんぐ、モグライダー、あばれる君、湘南デストラーデ、ダブルブッキング、ピスタチオ、メイプル超合金、笑撃戦隊、エル・カブキ、ペンギンズ、卯月、岡野陽一、EXIT、スタンダップコーギー、鬼越トマホークと多彩なメンバーが並ぶ。
優勝を果たした直後のXXCLUBの2人がインタビューに応じ、喜びの声を届けた。
大島育宙、大谷小判
――優勝しての感想
【大谷小判】もううれしいっす。僕よりも相方がとにかくうれしいんじゃないかなと。
【大島育宙】意外とここからだなと。『ANN0』パーソナリティー権を獲得しても、そこからレギュラーになるのがどれだけ大変かということをリスナーとして見てきていますし。これがすぐなんとかなるというよりは10年後にどう仕事につながっているかなと。
【大谷】まじめー嫌だ(笑)。おもしろくなさそう(笑)。
【大島】まったく実績がないよりは、これで優勝しているんだよと、ラジオ業界の人たちに伝えられることになったなと。意外と浮かれてはないです。
【大谷】浮かれてよー(笑)。そっちの方がかわいいよ。
【大島】夢の中で『ANN0』を何回もやっているので(笑)。シミュレーションはバッチリです。うれしいですけど、まだ就活のためのリクルートスーツを買ったくらいの感じです。
――事前に準備をしてきた?
【大島】2人で番組が持てたら良いなと思ったので、僕のYouTubeチャンネルで1回シミュレーションをする配信をしました。サムネイルも、本当に知り合いのデザイナーに頼んで、本格的に作ってもらうなど、自分たちに足りないなという部分は準備をしてきました。
【大谷】本番でやった「〇〇さん、お疲れさまでしたー」っていう前の番組を受けるくだりを、リハでやることで、ほかの人たちに使わせないというけん制もしていましたね(笑)。
【大島】そう考えると、めちゃくちゃ戦略立てていますね(笑)。僕たち『M-1』出ていないんですけど、『M-1』に出る方たちくらい、この大会に気合い入れていましたね。事務所内オーディションがあって、社長(太田光代氏)が決めてくださったんですけど、みんなが1本しか出していない中、僕たちは6本出して、その中からいいネタを選んでくださったのが、野上Dの話でした。
【大谷】さすが(社長は)見えているなと(笑)。
――2人が好きなラジオは?
【大谷】僕のラジオの原体験は、タイタンにいながら申し訳ないんですが『くりぃむしちゅーさんのオールナイトニッポン』です。当時は(爆笑問題の)裏だったからね(笑)。
【大島】くりぃむさんも衝撃でしたし、オードリーさんもフリートークが年々長くなっていくような感じが、リスナーに信頼されているからこそだったり、TBSラジオだったら空気階段さんだったり、意図的にパーソナルを出すというか、どこまでも話を出しても聞いてもらいたいなと。コーナーよりは、フリートークが2人とも好きなので、それは目指すところかもしれないです。
――事務所の大先輩である爆笑問題さんには、どういった助言をもらいたいですか?
【大谷】僕らはラジオ自体をそんなにやったことないので、イロハを叩き込んでほしいですね。
【大島】そんな時間を取ってくれないと思う。お2人の返事はけっこう予想つくよね? 太田光さんは第一声「まだ解散してなかったんだ」って(笑)。
【大谷】「お前ら誰?」っていうね(笑)。
【大島】田中裕二さんはちょっと怒りながら「そんなのハッキリしゃべればいいんだよ」って言って終わりだと思う(笑)。
【大谷】たしかに(笑)。叩き込んではくれないか(笑)。
【大島】報告だけで終わってしまうかもしれないです(笑)。でも、お2人のラジオは、ずっとリスナーとしては聞いてきていています。彼もラジオ好きで、学生時代に長時間ネタ合わせをしている時は、今何のラジオを聞いているっていうのがメイントークだったりもしたので、ラジオを聞いてきた時間が結果につながったなと。8組の中で合計量では、僕らが一番ラジオを聞いているなというのがあったので。爆笑問題さんから、おこがましいけど、学べるところは学ばせていただいているかなと。
――優勝賞金の使い道
【大谷】いやーお腹いっぱいになることしか考えてなかった(笑)。
【大島】マジでそれはつまんないよ(笑)。僕はラジオがすごく好きだということで、ヒコロヒーさんとけっこう仲良くさせていただいて。2人で冠ラジオをはじめるまで続けるトークライブみたいなのもやったりしていて。ヒコロヒーさんが意外とまだお金に困っているということなので、5万円を貸すっていうのもアリかなと(笑)。ヒコロヒーさんはガッとこられているので、きょうはヒコロヒーさんに負けないっていう気持ちできていたので、先輩にお金を貸すのは失礼だけど、ちょっとあるかなと。
――ラジオといえばコーナーで、リスナーと作り上げていく面もありますが
【大島】僕は思想が強いので、コーナーでパーソナリティーに読んでもらうことで気が大きくなっているリスナーっていうのがあんまり好きじゃなくて…。
【大谷】なんでよーまずは聞いてもらわないといけないのに(笑)。いじられたりしたいよ。
【大島】(ハッキリと)全然嫌だしな、いじるとかいじられるとか。そういう番組ひとつも見てないもん。
【大谷】じゃあ、そういうのはなしにしよう。
【大島】そういうところはこだわりがあるかもしれない。リスナーさんからきたネタの中で、自分の判断基準でダメなものは「こういうところはダメだよ」ってあえて読むこともあるかもしれないです。
【大谷】たしかに、論破してもらいたいわ。いろんなリスナーを。
【大島】それは楽しいかもしれないですね。僕はウーマンラッシュアワーの村本大輔さんのラジオとか好きで。若手レベルの範囲ですけど、西野亮廣さん、中田敦彦さん、村本さんになぞらえていじられることが多くて、そういう部分は自分の個性かなと。
【大谷】ちょっとカリスマみたいな空気出していった方がいいかもしれない。
【大島】太田さんも、そういう部分があって、ふざけつつ聞いてもらえるという、ふざけつつの部分が僕には足りていないので、太田さんを結局見習うことになるのかなと。
――リスナーにメッセージ
【大谷】ちょっと暴言吐きましたけど、応援していただけると幸いです。
【大島】基本的には同じ目線というか、一緒にラジオを聞いてきた仲間だと思っているので、みなさんの夢を僕らに託してほしいというか…。
【大谷】冷たくあしらったり、夢を託してほしいって言ったり、どっちなの(笑)? 嫌だ、怖いんだけど(笑)。
【大島】誰しもパーソナリティーをやってみたいっていう憧れがあると思うので、そういう目線を僕らにこういう番組をやってほしいとぶつけてほしいですね。
通常は観客を入れた形で行われているが、今回は新型コロナウイルスへの予防を考慮して、無観客で実施。ランジャタイ、ママタルト、しちふく、パンプキンポテトフライ、Gパンパンダ、モシモシ、ヒコロヒー、XXCLUBが出場し、MCはラバーガールと笹木香利が担当し、審査員は松村邦洋、バイきんぐ・西村瑞樹、小宮有紗、松田健次氏、金子司氏が務めた。
歴代優勝者は、マシンガンズ、ラバーガール、いとうあさこ、フォーリンラブ、なすなかにし、三拍子、磁石、バイきんぐ、モグライダー、あばれる君、湘南デストラーデ、ダブルブッキング、ピスタチオ、メイプル超合金、笑撃戦隊、エル・カブキ、ペンギンズ、卯月、岡野陽一、EXIT、スタンダップコーギー、鬼越トマホークと多彩なメンバーが並ぶ。
優勝を果たした直後のXXCLUBの2人がインタビューに応じ、喜びの声を届けた。
大島育宙、大谷小判
――優勝しての感想
【大谷小判】もううれしいっす。僕よりも相方がとにかくうれしいんじゃないかなと。
【大島育宙】意外とここからだなと。『ANN0』パーソナリティー権を獲得しても、そこからレギュラーになるのがどれだけ大変かということをリスナーとして見てきていますし。これがすぐなんとかなるというよりは10年後にどう仕事につながっているかなと。
【大谷】まじめー嫌だ(笑)。おもしろくなさそう(笑)。
【大島】まったく実績がないよりは、これで優勝しているんだよと、ラジオ業界の人たちに伝えられることになったなと。意外と浮かれてはないです。
【大谷】浮かれてよー(笑)。そっちの方がかわいいよ。
【大島】夢の中で『ANN0』を何回もやっているので(笑)。シミュレーションはバッチリです。うれしいですけど、まだ就活のためのリクルートスーツを買ったくらいの感じです。
――事前に準備をしてきた?
【大島】2人で番組が持てたら良いなと思ったので、僕のYouTubeチャンネルで1回シミュレーションをする配信をしました。サムネイルも、本当に知り合いのデザイナーに頼んで、本格的に作ってもらうなど、自分たちに足りないなという部分は準備をしてきました。
【大谷】本番でやった「〇〇さん、お疲れさまでしたー」っていう前の番組を受けるくだりを、リハでやることで、ほかの人たちに使わせないというけん制もしていましたね(笑)。
【大島】そう考えると、めちゃくちゃ戦略立てていますね(笑)。僕たち『M-1』出ていないんですけど、『M-1』に出る方たちくらい、この大会に気合い入れていましたね。事務所内オーディションがあって、社長(太田光代氏)が決めてくださったんですけど、みんなが1本しか出していない中、僕たちは6本出して、その中からいいネタを選んでくださったのが、野上Dの話でした。
【大谷】さすが(社長は)見えているなと(笑)。
――2人が好きなラジオは?
【大谷】僕のラジオの原体験は、タイタンにいながら申し訳ないんですが『くりぃむしちゅーさんのオールナイトニッポン』です。当時は(爆笑問題の)裏だったからね(笑)。
【大島】くりぃむさんも衝撃でしたし、オードリーさんもフリートークが年々長くなっていくような感じが、リスナーに信頼されているからこそだったり、TBSラジオだったら空気階段さんだったり、意図的にパーソナルを出すというか、どこまでも話を出しても聞いてもらいたいなと。コーナーよりは、フリートークが2人とも好きなので、それは目指すところかもしれないです。
――事務所の大先輩である爆笑問題さんには、どういった助言をもらいたいですか?
【大谷】僕らはラジオ自体をそんなにやったことないので、イロハを叩き込んでほしいですね。
【大島】そんな時間を取ってくれないと思う。お2人の返事はけっこう予想つくよね? 太田光さんは第一声「まだ解散してなかったんだ」って(笑)。
【大谷】「お前ら誰?」っていうね(笑)。
【大島】田中裕二さんはちょっと怒りながら「そんなのハッキリしゃべればいいんだよ」って言って終わりだと思う(笑)。
【大谷】たしかに(笑)。叩き込んではくれないか(笑)。
【大島】報告だけで終わってしまうかもしれないです(笑)。でも、お2人のラジオは、ずっとリスナーとしては聞いてきていています。彼もラジオ好きで、学生時代に長時間ネタ合わせをしている時は、今何のラジオを聞いているっていうのがメイントークだったりもしたので、ラジオを聞いてきた時間が結果につながったなと。8組の中で合計量では、僕らが一番ラジオを聞いているなというのがあったので。爆笑問題さんから、おこがましいけど、学べるところは学ばせていただいているかなと。
――優勝賞金の使い道
【大谷】いやーお腹いっぱいになることしか考えてなかった(笑)。
【大島】マジでそれはつまんないよ(笑)。僕はラジオがすごく好きだということで、ヒコロヒーさんとけっこう仲良くさせていただいて。2人で冠ラジオをはじめるまで続けるトークライブみたいなのもやったりしていて。ヒコロヒーさんが意外とまだお金に困っているということなので、5万円を貸すっていうのもアリかなと(笑)。ヒコロヒーさんはガッとこられているので、きょうはヒコロヒーさんに負けないっていう気持ちできていたので、先輩にお金を貸すのは失礼だけど、ちょっとあるかなと。
――ラジオといえばコーナーで、リスナーと作り上げていく面もありますが
【大島】僕は思想が強いので、コーナーでパーソナリティーに読んでもらうことで気が大きくなっているリスナーっていうのがあんまり好きじゃなくて…。
【大谷】なんでよーまずは聞いてもらわないといけないのに(笑)。いじられたりしたいよ。
【大島】(ハッキリと)全然嫌だしな、いじるとかいじられるとか。そういう番組ひとつも見てないもん。
【大谷】じゃあ、そういうのはなしにしよう。
【大島】そういうところはこだわりがあるかもしれない。リスナーさんからきたネタの中で、自分の判断基準でダメなものは「こういうところはダメだよ」ってあえて読むこともあるかもしれないです。
【大谷】たしかに、論破してもらいたいわ。いろんなリスナーを。
【大島】それは楽しいかもしれないですね。僕はウーマンラッシュアワーの村本大輔さんのラジオとか好きで。若手レベルの範囲ですけど、西野亮廣さん、中田敦彦さん、村本さんになぞらえていじられることが多くて、そういう部分は自分の個性かなと。
【大谷】ちょっとカリスマみたいな空気出していった方がいいかもしれない。
【大島】太田さんも、そういう部分があって、ふざけつつ聞いてもらえるという、ふざけつつの部分が僕には足りていないので、太田さんを結局見習うことになるのかなと。
――リスナーにメッセージ
【大谷】ちょっと暴言吐きましたけど、応援していただけると幸いです。
【大島】基本的には同じ目線というか、一緒にラジオを聞いてきた仲間だと思っているので、みなさんの夢を僕らに託してほしいというか…。
【大谷】冷たくあしらったり、夢を託してほしいって言ったり、どっちなの(笑)? 嫌だ、怖いんだけど(笑)。
【大島】誰しもパーソナリティーをやってみたいっていう憧れがあると思うので、そういう目線を僕らにこういう番組をやってほしいとぶつけてほしいですね。
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2021/04/11