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三浦翔平、松坂桃李の恋のライバルに 『あのときキスしておけば』出演

 俳優の三浦翔平松坂桃李主演の4月期テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『あのときキスしておけば』(後11:15〜深0:15※一部地域で放送時間が異なる)に出演。恋のライバルとなるヒロインの元夫を演じる。

『あのときキスしておけば』に出演する(左から)岸本加世子、三浦翔平、MEGUMI (C)テレビ朝日

『あのときキスしておけば』に出演する(左から)岸本加世子、三浦翔平、MEGUMI (C)テレビ朝日

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 本作は、松坂が恋愛ドラマの名手・大石静氏とタッグを組んだ衝撃の“入れ替わり”ラブコメディー。出世願望も恋愛願望もなく、何をしても壊滅的にポンコツなスーパーの従業員・桃地のぞむ(松坂)が、ある日出会ったのは大好きな漫画『SEIKAの空』の作者・蟹釜ジョーこと唯月巴(麻生久美子)。あれよあれよと気に入られ、友だち以上恋人未満な関係になれた矢先、巴は不慮の事故で帰らぬ人に…。悲しみに暮れる桃地の前に現れた見知らぬおじさん(井浦新)は、泣きながら「私が巴なの」と言い出して、という内容となっている。

 三浦が演じるのは、『SEIKAの空』を連載している雑誌『週刊少年マキシマム』の副編集長・高見沢春斗。『SEIKAの空』連載当初からの担当で、作者・蟹釜ジョーの1番の理解者でもある高見沢は、実は巴の“元夫”だったという設定。共にヒット作を生み出し、お互いをいろいろ知っているからこそ、両者の信頼関係は現在でも揺るぎないものとなっている。巴の突然の死に驚き、悲しみながらも、なぜか上がってき続ける『SEIKAの空』の原稿と、突然現れた桃地と、「あたしが蟹釜」と名乗る珍妙なおじさんの、なにやら隠し事がある様子に、疑念を抱き始めて…、というキーパーソンとなる。

 巴の母・唯月妙を演じるのは、さまざまな母親役を演じている岸本加世子。母一人子一人の家庭だったため、巴とはケンカもしながらもとても仲のいい母娘で、突然の娘の悲報に悲しみに暮れることに。しかし、娘の葬式に現れた奇妙なおじさんに、泣きながら「ママー!」と叫ばれ、家にまで押しかけられ、受け入れがたい事実と向き合わなくてはならず。娘を亡くしながらも現実を受け止め、前を向いて生きていく母親の姿を演じる。

 巴の魂が入り込んでしまった“見知らぬおじさん”こと田中マサオの妻・田中帆奈美役はMEGUMI。謎に包まれた“田中”には、妻子が。ドラマが進むにつれ、さまざまな事実が発覚し、“田中家”の家族の物語にも桃地と巴は巻き込まれてゆく。

 そのほか、“奇妙なヒロイン”と深く関わる家族に猫背椿六角慎司阿南敦子、うらじぬの、角田貴志、藤枝喜輝川瀬莉子、板倉武志、窪塚愛流といった個性的なキャストが集結する。

■出演者コメント
【三浦翔平】最初に台本を読んだときに、「面白いなぁ」って感じたのが第一印象でした。桃地と巴の関係、そしてそこに入れ替わってしまったオジ巴が入って、どうやって物語が進んでいくんだろう、と大石先生が描かれる物語にすごく引き込まれました。ファンタジーでありながら、すごくコメディーな部分もあり、でもしっかりと人間味のある部分も描かれていて…。巴の魂が入ってしまった田中マサオの家族の問題ものちに描かれていくのですが、そこも笑えながらもちょっとほろっとくる場面もあったりして、いろいろな要素が盛り込まれている面白さがあると思いました。

 僕が演じる高見沢は、巴の“元夫”という立場でもあり、大ヒット作品である『SEIKAの空』をともに作り上げてきた人物でもあるんですよね。夫婦だった2人の関係がなぜ壊れてしまったのかも、後にわかってきますし、巴が亡くなってしまったと聞いた後も、どこかで生きているんじゃないかと思いながら模索する姿など、感情の動かし方を楽しんで行けたらいいなと思っています。

 自分の元妻でもあった女性が亡くなってしまって、しかもその魂が知らないおじさんのところに入っているなんて絶対戸惑いますし、驚きますよね(笑)。そういう部分も、真剣にやればやるほど面白いのかなって思います。お三方とも初めてご一緒するので、楽しみ! いい化学反応が起きたらいいなと思っています!


【岸本加世子】最初に企画をいただいたとき、「セレブで美人の漫画家が見知らぬおじさんの身体に入ってしまうけれど、心はそのまま」というストーリーがどんな風に展開していくのか、すごく興味がわきました。私が演じる妙は、娘を溺愛する母。突然おじさんになってしまった娘の巴とどう向き合い、どのようにして現実を受け入れていくのか、とても楽しみでワクワクしています。

 今回は本当に珍しいことに、ほぼすべてのキャストの皆さんと初共演です。とても新鮮で、楽しみしかありません。松坂桃李さんのポンコツ、井浦新さんのヒロイン(笑)もチャーミング度満点でステキです。

【MEGUMI】ハチャメチャな面白設定の後に漂う大切な人を想う温もり。のちの教科書に載るような時代を生きる私たちの指針になるような作品に参加出来ること、とてもうれしく思います。私が演じる帆奈美は、アロハを着て気合いもたっぷり入ったハートフルな母ちゃん。懐の深い、ステキな女性です。

 井浦新さんとの夫婦、しかもおかしな夫婦ですが、そんな中にも心を通わせられることを楽しみにしています。そして、麻生久美子さん、かわいいです。

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  • 『あのときキスしておけば』の出演者たち (C)テレビ朝日

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