人気グループ・King ＆ Princeの高橋海人（※高ははしごだか）が4月スタートのTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』に出演することがわかった。高橋は、主演の阿部寛演じる主人公・桜木建二とともに東大を目指す“東大専科”生徒・瀬戸輝（せと・あきら）に起用。これで“令和版”『ドラゴン桜』の生徒役を含むメインキャストが全員解禁となり、ポスターが完成された。なお、高橋の同局連ドラへの出演は今回が初となる。

　今作は週刊漫画誌『モーニング』（講談社）にて2018年から連載中の三田紀房氏による『ドラゴン桜2』を実写化。2005年に放送された前作ドラマの原作である『ドラゴン桜』の15年後を描く続編となっているが、今の時代に合わせたエッセンスを入れ、ドラマオリジナルの展開が予定されている。
　
　すでにメインキャストとして桜木がかつて受け持った『東大クラス』の教え子・水野直美役の長澤まさみの出演発表を皮切りに、及川光博、早霧せいな、江口のりこ、佐野勇斗が決定。そして東京大学一般入試合格発表日である10日からはドラマの内容にちなみ、“東大専科”の生徒たちを1人ずつ発表してきた。

　これまでに明らかになったのは、何かに本気で打ち込んだことがないイマドキ女子・早瀬菜緒役に南沙良、ある問題を抱えて周囲から孤立している原健太役に細田佳央太、成績は優秀だが受験に興味がない小杉麻里役に志田彩良、成績はトップだが学園で燻っている藤井遼役に鈴鹿央士、優秀な弟と常に比較され続けてきた天野晃一郎役に加藤清史郎、全国トップレベルのバドミントン選手で大きな期待を背負っている岩崎楓役に平手友梨奈という6人のキャストたち。

　そして7人目となった高橋が演じる輝は学園近くのラーメン瀬戸屋の息子で、両親を亡くし1人で店を切り盛りする姉と一緒に暮らしているというキャラクター。瀬戸は放課後に店の手伝いをするなど姉想いな高校生ではあるが、将来への夢や希望がなく、なんとなく店を継ぐのだろうと思っている。そんな瀬戸を桜木はどのように“東大専科”へ招くのか、そこには世の中の理不尽に立ち向かう全ての人に送るメッセージが込められている。グループでは最年少らしくかわいらしい魅力たっぷりの高橋だが、影のある瀬戸として新たな魅力を発揮しそうだ。

　高橋は「たくさんの方に愛されている“日曜劇場”、そして当時両親と毎週楽しみに観ていた『ドラゴン桜』。本作に出演させていただけると知ったときは、衝動的に両親にその喜びを報告してしまいました」と興奮を抑えきれなかったそう。「キャストのみなさん、監督、スタッフの方々からたくさんのことを学び、瀬戸輝という役に誠心誠意向き合い、悔いの残らないように挑み続ける、そんな撮影期間にしたいと思います」と意気込みを語っている。

　また、公式ツイッターでは、出演が発表になった生徒たちのスペシャル動画を配信中。