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【おちょやん】千代&一平が結婚 見事な伏線回収とアドリブ

 NHKで放送中の連続テレビ小説『おちょやん』(月〜土 前8:00 総合/前 7:30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)。5日に放送された第65回で、父(茂山宗彦)の本当の思いを知った一平(成田凌)は二代目天海天海を襲名。その襲名披露の場で、千代(杉咲花)と結婚することも発表され、客席は「おめでとう」の嵐に包まれた。

二代目天海天海襲名&千代と結婚披露シーン。どちらもおめでとう=連続テレビ小説『おちょやん』第13週・第65回より (C)NHK

二代目天海天海襲名&千代と結婚披露シーン。どちらもおめでとう=連続テレビ小説『おちょやん』第13週・第65回より (C)NHK

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 振り返れば、第11週でみつえと福助が結婚するまでの騒動を描き、第12週では千代と弟ヨシヲとの別れが描かれる中で、泣きじゃくる千代を一平が抱きしめ、第13週・第65回では千代が「あんたはひとりやあれへん。うちがいてる」と一平を抱きしめ返すという、張り巡らされた伏線が、襲名披露の場で回収されたのだった。

 それは、第11週の「親は子の幸せを願うもんやろ?」から、子の幸せを願っているとはとても思えない親を持つ千代とヨシヲの第12週を経て、一平の父(回想)と母が登場した第13週まで、3週にわたって多様な親子、家族を描いた、まさに“家庭劇”でもあった。

 一平が口上の途中で千代を隣に呼び寄せた際、ほかの座員は何事かと大騒ぎしはじめたが、千之助(星田英利)だけは千代に「はよ来い!」と促し、隣に座らせた。実は「この今日の回の台本には、千之助のセリフはたった一言もありませんでした」と、千之助役の星田は自身の公式ブログで暴露。「今日の回は、私があれこれ何かを覚えて言うことも一切なく、すべて千之助がそこに生きて勝手に考え、感じ、勝手に笑って、勝手に口を開き、勝手に怒鳴って、勝手に動いた」と、究極のアドリブだったことを明かしている。


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  • 関係者勢ぞろいの記念写真=連続テレビ小説『おちょやん』第13週・第65回より (C)NHK

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