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東日本大震災から10年、日テレ系キャスター集結の特番5時間生放送

 東日本大震災から10年となる3月11日、日本テレビ系列(NNN)で報道特別番組『NNN 未来へのチカラ ミヤネ屋×every.×zero×バンキシャ!特別版』を午後1時55分から午後7時まで5時間にわたって生放送することがわかった。

『NNN 未来へのチカラ ミヤネ屋×every.×zero×バンキシャ!特別版』4番組キャスターからコメント到着 (C)日本テレビ

『NNN 未来へのチカラ ミヤネ屋×every.×zero×バンキシャ!特別版』4番組キャスターからコメント到着 (C)日本テレビ

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 同番組では日本テレビ系列報道番組キャスターである、宮根誠司(『情報ライブ ミヤネ屋』)、藤井貴彦(『(news every.』)、有働由美子(『news zero』)、福澤朗(『真相報道バンキシャ!』)が、「未来へのチカラ」をテーマに1つの番組に集結。これまでに出会った被災者たちを再び取材して、未来を生きるために必要な発想や解決すべき課題を特集。

 まず、宮根キャスターは福島に暮らす大家族らと「再会」、福島の復興の今と課題を取材。藤井キャスターは震災発生直後に宮城県で出会った3人と「再会」。この10年、どんな思いで過ごしてきたのか…その言葉からは、未来を生きるヒントが見えてくる。有働キャスターは、NHK時代に宮城県・石巻市で取材した男性と「再会」するほか、震災時に検索された「言葉」を検証。今この瞬間にも発生する恐れのある、巨大地震への備えを伝える。

 また、NNNだけが撮影した福島第一原発の爆発の瞬間映像を超解像処理。最新の技術で解析した映像などをもとに、爆発で上がった「黒い煙」の正体に迫る他、「巨大津波」の映像を徹底検証。未来の命を守るためのヒントを探る。

 そして『news zero』の櫻井翔キャスターが取り組んできたテーマが「私に、できること」としてのボランティア。当時、取材した高校生の今の姿を通じて、震災が私たちのボランティア意識をどう変えたのか、考える。

 仙台の実家で被災したフィギュアスケート羽生結弦選手はこの10年、被災地にどう向き合って来たのか。その思いを番組に語る。特別ゲストのジャーナリスト・池上彰氏も福島中央テレビから生出演。福澤、夏目三久キャスターとともに、福島第一原発の廃炉に向けた課題、日本のエネルギー問題などについて、わかりやすく解説する。(放送地域によって放送内容に変更あり)。
 
■4番組キャスターコメント

<宮根誠司>
今の、本当の、被災された方々の現状をそのままお伝えしたいです。あれから10年経って、世の中が変化する中、苦しんでいる方、頑張っている方…、ご家族やご親族を亡くされて時が止まっている方もいらっしゃるかもしれません。様々な方の現状をなるべくくみ取って、視聴者の皆さんに、ありのままをお届けしたいと思います。

<藤井貴彦>
震災から10年となる今年は、あの日被災地でお会いした皆さんの今を取材し、お伝えします。中学生だった少年、高齢の父親を津波で亡くした男性、乗るはずだったマグロ漁船が全焼した68歳の漁師は、今どうしているのか。伺った多くのお話から被災者と被災地の今をお伝えします。一方、被災地から離れたところで生活している皆さんは、この10年をどのように受け止めているのでしょうか。私たちにできることはまだ残されているのか。思い出したくないあの日、でも忘れてはならない3月11日について今年も考えます。

<有働由美子>
(Q番組で伝えたいことは?)防災の準備をして、の一つです。自分の命は本当に自分でしか守れないし、家族でさえも守れないので、せめて守れるかもしれない準備はしてほしい。防災グッズもそうなんですけど。逃げるルートの確認。逃げても津波に流されてしまうのか、助かるのか。建物でつぶされてしまうのか、何とか逃げられるのか。準備だけにかかっている。災害が起こってからじゃ遅いので。自分の身の回りの防災をして下さい、と伝えたいです。

<福澤朗>
今もなお苦しんでいる方がたくさんいるんだっていうことを思い出すためには、福島をカタカナ書きにしちゃいけないし、「3・11」という呼称をむやみに使っちゃいけないんじゃないかな、っていう気がします。
当事者の皆さま方のこの10年の思いというのを、一つでも多く、くみ上げるというのが、僕らの仕事なんじゃないかな、って思います。

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