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加藤シゲアキ、著書の相次ぐノミネートに喜び “書き続ける”ことへの決意も

 人気グループ・NEWS加藤シゲアキが、18日に発売の出版業界紙『新文化』に登場。『オルタネート』(新潮社)が直木三十五賞、本屋大賞、吉川英治文学新人賞の候補作となり話題を呼んでいる加藤が、今の心境を語っている。

加藤シゲアキ(C)新潮社

加藤シゲアキ(C)新潮社

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 本作の舞台は、高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須のウェブサービスとなった現代。調理部部長で品行方正、しかし、あるトラウマから人付き合いにコンプレックスを抱える蓉(いるる)。母との軋轢(あつれき)を機に、絶対真実の愛を求め続けるオルタネート信奉者の凪津(なづ)。高校を中退し、かつてのバンド仲間の存在を求めて大阪から単身上京した尚志(なおし)。出会いと別れ、葛藤と挫折、そして苦悩の末、やがて訪れる「運命」の日を描く。

 加藤は、インタビューの中で相次ぐノミネートについて「想像もしていなかった未来にいます。『直木賞』の候補作になったときは、ドッキリかと思いました。『本屋大賞』は『ここを目指したい』と今まで言ってきたので、やっとここまできた!という感じ。本当にうれしいです」と率直な思いを吐露。「CD店では、新譜を長く置き続けることはあまりありません。ですが、書店は過去の著作と一緒に、応援したい本をずっと置いてくださるので、書き続けることが一番大事だと感じています」と決意を新たにした。

 作家デビュー以来、書店回りも精力的に行っているようで「今はコロナ禍で行けていませんが、これまでは刊行するごとに30書店ほど回っていました。プライベートでも書店にはよく行きます。ただ、大きく展開している商品に嫉妬してしまうので、メインの売場を見ないようにしながら、そっと入店しますね」と告白。そのほかにも、書店からの反響などを語っている。

 同紙は、全国のコンビニエンスストア(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン)のマルチコピー機で、e-SHINBUNの新聞プリントサービスを通じてプリントアウトすることができる。

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