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広瀬すず、主演ドラマでラップバトル 朝ドラで共演の板橋駿谷と特訓

 WOWOWで放送される『ドラマWスペシャル あんのリリック−桜木杏、俳句はじめてみました−』の完成報告会が15日、オンラインで行われ、芸大生リリックライター・桜木杏役で主演する広瀬すずと、俳人でコピーライターの連城昴役の宮沢氷魚、そして、文晟豪監督が登壇した。

『ドラマWスペシャル あんのリリック−桜木杏、俳句はじめてみました−』完成報告会で自身の俳句を披露した広瀬すず(中央)、宮沢氷魚(右)、文晟豪監督(左) (C)WOWOW

『ドラマWスペシャル あんのリリック−桜木杏、俳句はじめてみました−』完成報告会で自身の俳句を披露した広瀬すず(中央)、宮沢氷魚(右)、文晟豪監督(左) (C)WOWOW

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 同ドラマは、俳句とさまざまなジャンルのコラボを成功させてきた俳人・堀本裕樹の青春俳句小説『桜木杏、俳句はじめてみました』をもとに、俳句とラップを融合させた、“言葉”をめぐり熱い魂がぶつかり合う青春グラフィティ。

 初めてラップに挑戦した広瀬は「朝ドラで共演させていただいて、プライベートでも仲の良い板橋駿谷さんと練習をして撮影に挑みました。撮影後には、共演者の夏川結衣さんから『泣いた』『本当に感動した』と仰っていただけたので、安心しました」と安どの表情を浮かべた。

 宮沢も「ラップバトルのシーンは本当にすごかった。鳥肌が立ちました。初めてとは思えないくらい普段から趣味でやっているんじゃないかと思うくらい完成度が高い」と絶賛。監督も「鳥肌が立った」と話していた。

 また、俳句に親しむため、撮影前に模擬句会を開いたといい、広瀬は「実話、妄想、言葉選びも含めて(俳句には)人柄が出る」、宮沢は「五七五、その中に季語を入れるという制約の中で、いかに自由な句を詠むか。すごく楽しかったし、奥深い世界なんだと思いました」と、それぞれの発見を語った。

 この日は、「人柄が出る」という俳句も披露。バレンタインデーをテーマに春の季語を入れて一句詠んだ。広瀬は「この想い散ってなくなれチョコ桜」と詠み、「私の句ってなぜか皆さんに笑われてしまうのですが、散ってなくなれという、切ない思いが届かなかった句にしようと思い作りました」。

 宮沢は「ウキウキとその日を待つやバレンタイン」と詠み、「バレンタインなので、どストレートに気持ちを伝えたいなという想いで作りました。やはり、2月になると内心ドキドキや、ウキウキ感が芽生えてくる人が多いと思います。僕も学生の頃は2月14日にとてもドキドキしていたので、その時の気持ちを思い出して書きました」と、説明した。

 最後に広瀬は「撮影現場でもアイデアを出しながら、本当に楽しいやさしい現場でした。言葉をすごく大切にしたいなとか、言葉を通して人とつながった時にやさしくしたいなとか、あたたかい気持ちになれる作品になっていると思います」と作品をアピールして締めくくっていた。

 同ドラマは、WOWOWで2月27日午後9時から前編、3月6日午後9時から後編を放送・配信。WOWOWオンデマンドでは、2月27日午後10時30分から前後編の一挙配信も行う。

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