俳優の松坂桃李(32)が“ハロプロオタク”として主演する映画『あの頃。』が2月19日に公開を迎える。本作で、主人公・劔(つるぎ)がドハマリする松浦亜弥を演じるのは、ハロー!プロジェクトの末っ子グループ・BEYOOOOONDSの山崎夢羽(18)。まさに“あの頃”に生を受けた山崎は、松浦をどのような存在として捉えているのか。また、彼女を演じる上で何を意識したのか、その胸の内側に迫った。
本作は、神聖かまってちゃんの元マネージャー・劔樹人氏によるハロプロの熱い愛と、大切な仲間たちとの出会いと別れを描いた自伝的青春コミックエッセイ『あの頃。男子かしまし物語』が原作。アイドルにのめり込んでいく主人公・劔(松坂)が、金なし、彼女なしのどん底生活を送りながら、松浦亜弥のミュージックビデオ(MV)を見たことをきっかけにアイドルにドハマり。やがて仲間たちと共に遅れてきた青春の日々を謳歌(おうか)していく物語。
■松浦亜弥役への重圧「オーラを表現できるかなという不安がありました」
山崎にとって、本作が初の映画出演。ましてや松浦亜弥役ということもあり、オファーが届いたときは「ハロー!プロジェクトのメンバーみんなが尊敬する偉大な先輩でプレッシャーはありました。演じきれるかという不安、松浦さんから出るオーラを表現できるかなという不安がありました」と心境を明かす。それでも「うれしい気持ちがいっぱいで一生懸命頑張ろうと思いました」と気持ちを切り替えた。
「私が演じるのは歌ったり踊ったりのシーンではなかったので、松浦さんのMCやトークをたくさん見て、どのような表情や仕草をしているのかを気にするようにしていきました。松浦さんが握手をしている映像もあったので、ハキハキとしっかり目を開くことを意識しました」と松浦の“研究”に集中。松坂からも「『似てますね』と言っていただき、緊張していたんですけど安心しました」と成果を発揮することができた。
山崎と松浦の出会いは、山崎の母が寝る前に見せてくれたミュージックビデオだという。一番好きな曲は「ドッキドキ!LOVEメール」と明かしてくれたが、松浦のすごみをどこに感じているのだろうか。「私たちはグループですが、松浦さんはひとりで歌って踊っています。MCもひとりでこなしていますし、マルチに活動していてオーラもすごい。立っているだけで目を引く存在で、私もそんな存在になりたいなと思います」とあこがれの眼差しを向ける。
松浦が持つ“オーラ”について「『ザ・アイドル』といいますか、ステージに立っているときの輝きですかね。その輝きはどこから出るんだ(笑)。というイメージがあります」と分析する。まだ、松浦本人とは対面したことはないそうだが「会ったら感動で震えてしまうと思いますが、目標にさせていただいてますのでアドバイスをいただきたいですね」とキラキラとした目で話してくれた。
■ファンにとっての“あの頃”の存在目指す「青春の1ページに残れるようなアイドルに」
「歌もダンスもすごくて見ていて元気になれると思い、ハロー!プロジェクトに入るのが大きな夢でした」という山崎は「いま活動できているのが信じられない気持ちです」とハロプロのアイドルとして活躍している“今”を喜ぶ。
一方で、順調なメジャーデビューから2020年内に行われる予定だったグループの単独ツアーは、新型コロナウイルスの影響で中止に。「グループとして、2020年はそんなに活動できなかった」と悔しさを見せながらも、2021年は「コンサートができたらいいなと思いますし、BEYOOOOONDSにしかできない活動もしたいです」と前を向く。今回の映画出演も「新たな経験をさせていただいたので、グループに持ち帰りたいと思います」と自身の経験をグループの成長につなげていく。
さらなる演技への挑戦について聞くと「挑戦してみたい気持ちはありますけど、グループ活動でおもしろいことをするのが多いので、コメディー作品とかはやってみたいなと思います」と笑顔。今後、目指すアイドル像については「普段からいろんな方を元気にしたいという思いで活動させていただいてます。映画を見て、私も誰かの青春の1ページに残れるようなアイドルになりたいなと思いました」。
平成から令和に時代が移り、松浦亜弥を演じきった山崎。彼女がもたらしてくれる元気や笑顔は、いま応援しているファンたちにとっての“あの頃”になるに違いない。
◆山崎夢羽(やまざき・ゆはね) 2002年11月5日生まれ 愛知県出身
18年6月9日にハロー!プロジェクト加入。特技は「ドラえもん」の道具名を言えること。趣味は曲にあわせてダンスを作ること。
※山崎夢羽の「崎」はたつさき
◆BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)
12人グループ。2019年8月にメジャーデビューし、トリプルA面シングル「眼鏡の男の子/ニッポンノ D・N・A!/Go Waist」が、ハロプロ21年の歴史で初(ソロ、派生ユニットは除く)のオリコン週間シングルランキング1位デビュー。『第61回日本レコード大賞』では最優秀新人賞を受賞した。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
本作は、神聖かまってちゃんの元マネージャー・劔樹人氏によるハロプロの熱い愛と、大切な仲間たちとの出会いと別れを描いた自伝的青春コミックエッセイ『あの頃。男子かしまし物語』が原作。アイドルにのめり込んでいく主人公・劔(松坂)が、金なし、彼女なしのどん底生活を送りながら、松浦亜弥のミュージックビデオ(MV)を見たことをきっかけにアイドルにドハマり。やがて仲間たちと共に遅れてきた青春の日々を謳歌(おうか)していく物語。
■松浦亜弥役への重圧「オーラを表現できるかなという不安がありました」
山崎にとって、本作が初の映画出演。ましてや松浦亜弥役ということもあり、オファーが届いたときは「ハロー!プロジェクトのメンバーみんなが尊敬する偉大な先輩でプレッシャーはありました。演じきれるかという不安、松浦さんから出るオーラを表現できるかなという不安がありました」と心境を明かす。それでも「うれしい気持ちがいっぱいで一生懸命頑張ろうと思いました」と気持ちを切り替えた。
「私が演じるのは歌ったり踊ったりのシーンではなかったので、松浦さんのMCやトークをたくさん見て、どのような表情や仕草をしているのかを気にするようにしていきました。松浦さんが握手をしている映像もあったので、ハキハキとしっかり目を開くことを意識しました」と松浦の“研究”に集中。松坂からも「『似てますね』と言っていただき、緊張していたんですけど安心しました」と成果を発揮することができた。
山崎と松浦の出会いは、山崎の母が寝る前に見せてくれたミュージックビデオだという。一番好きな曲は「ドッキドキ!LOVEメール」と明かしてくれたが、松浦のすごみをどこに感じているのだろうか。「私たちはグループですが、松浦さんはひとりで歌って踊っています。MCもひとりでこなしていますし、マルチに活動していてオーラもすごい。立っているだけで目を引く存在で、私もそんな存在になりたいなと思います」とあこがれの眼差しを向ける。
松浦が持つ“オーラ”について「『ザ・アイドル』といいますか、ステージに立っているときの輝きですかね。その輝きはどこから出るんだ(笑)。というイメージがあります」と分析する。まだ、松浦本人とは対面したことはないそうだが「会ったら感動で震えてしまうと思いますが、目標にさせていただいてますのでアドバイスをいただきたいですね」とキラキラとした目で話してくれた。
■ファンにとっての“あの頃”の存在目指す「青春の1ページに残れるようなアイドルに」
「歌もダンスもすごくて見ていて元気になれると思い、ハロー!プロジェクトに入るのが大きな夢でした」という山崎は「いま活動できているのが信じられない気持ちです」とハロプロのアイドルとして活躍している“今”を喜ぶ。
一方で、順調なメジャーデビューから2020年内に行われる予定だったグループの単独ツアーは、新型コロナウイルスの影響で中止に。「グループとして、2020年はそんなに活動できなかった」と悔しさを見せながらも、2021年は「コンサートができたらいいなと思いますし、BEYOOOOONDSにしかできない活動もしたいです」と前を向く。今回の映画出演も「新たな経験をさせていただいたので、グループに持ち帰りたいと思います」と自身の経験をグループの成長につなげていく。
さらなる演技への挑戦について聞くと「挑戦してみたい気持ちはありますけど、グループ活動でおもしろいことをするのが多いので、コメディー作品とかはやってみたいなと思います」と笑顔。今後、目指すアイドル像については「普段からいろんな方を元気にしたいという思いで活動させていただいてます。映画を見て、私も誰かの青春の1ページに残れるようなアイドルになりたいなと思いました」。
平成から令和に時代が移り、松浦亜弥を演じきった山崎。彼女がもたらしてくれる元気や笑顔は、いま応援しているファンたちにとっての“あの頃”になるに違いない。
◆山崎夢羽(やまざき・ゆはね) 2002年11月5日生まれ 愛知県出身
18年6月9日にハロー!プロジェクト加入。特技は「ドラえもん」の道具名を言えること。趣味は曲にあわせてダンスを作ること。
※山崎夢羽の「崎」はたつさき
◆BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)
12人グループ。2019年8月にメジャーデビューし、トリプルA面シングル「眼鏡の男の子/ニッポンノ D・N・A!/Go Waist」が、ハロプロ21年の歴史で初(ソロ、派生ユニットは除く)のオリコン週間シングルランキング1位デビュー。『第61回日本レコード大賞』では最優秀新人賞を受賞した。
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2021/02/06