昭和63年の広島を舞台に、暴力団の抗争を描いた映画『孤狼の血』(2018年)の続編『孤狼の血II』(仮)。クランクイン前に、全キャスト・スタッフを集め、「差別」や「パワーハラスメント」「セクシュアルハラスメント」の定義や、それらを受けた場合の対処法などが説明されるリスペクト・トレーニングを実施した模様が21日、解禁になった。
同トレーニングは、日本では主にNetflix製作の作品で実施されるもので、実際に撮影現場で問題が発生した場合の対処方法なども資料とともに解説。コロナ禍ということから、講習はリモートで行われたが、キャスト・スタッフともに真剣な表情で講義に耳を傾けた。
本作においては、メガホンをとった白石和彌監督が「みんなが楽しい、働きやすい環境で映画を作りたい、という思いが強く、今回のリスペクト・トレーニングを『孤狼の血II』(仮)の撮影前に全員で勉強したい」と配給の東映に提案したことにより実現した。日本における映画会社としては本作での実施が初の試みとなった。
続けて「とある監督が現場で怒鳴るとか、ひとりの俳優以外とはコミュニケーションをとらないという話も聞いたことがある」といまだに残っている映画界の慣習にも触れ、「自分の作品だけで行っているだけでは変わらない。今回の実施をきっかけにマスコミの皆さんにも広げていただくことで、日本の映画界にとっていい広がりになるのではないかなと思っています」と訴えかけた。
また、日本映画界においてハラスメントが起きやすい原因として「上下関係ですかね? 基本フリーで、口約束で仕事をもらうみたいなところがあると思うので、告発したら次につながらなくなってしまうということもある。そういったハラスメントを今まで受けてきた方たちがいらっしゃるので、連鎖を断ち切るということが重要だし、そのタイミングは今なのではないかなと思っています」と力説。
さらに「日本の映画界って貧しくて、とにかく時間がない。撮れなかったら現場の責任・監督の責任みたいになってしまうところも問題点のひとつだと思います。そもそも働く環境から変えないと、日本映画は世界で戦えないと、僕自身何年か映画を作ったり見たりしている中で強く感じています。当たり前に尊敬される職場、自慢できる職場であってほしい。そういった豊かな環境にしていかないと、日本映画界は変わらないと思います」と現状の問題点も指摘した。
同トレーニングは、日本では主にNetflix製作の作品で実施されるもので、実際に撮影現場で問題が発生した場合の対処方法なども資料とともに解説。コロナ禍ということから、講習はリモートで行われたが、キャスト・スタッフともに真剣な表情で講義に耳を傾けた。
続けて「とある監督が現場で怒鳴るとか、ひとりの俳優以外とはコミュニケーションをとらないという話も聞いたことがある」といまだに残っている映画界の慣習にも触れ、「自分の作品だけで行っているだけでは変わらない。今回の実施をきっかけにマスコミの皆さんにも広げていただくことで、日本の映画界にとっていい広がりになるのではないかなと思っています」と訴えかけた。
また、日本映画界においてハラスメントが起きやすい原因として「上下関係ですかね? 基本フリーで、口約束で仕事をもらうみたいなところがあると思うので、告発したら次につながらなくなってしまうということもある。そういったハラスメントを今まで受けてきた方たちがいらっしゃるので、連鎖を断ち切るということが重要だし、そのタイミングは今なのではないかなと思っています」と力説。
さらに「日本の映画界って貧しくて、とにかく時間がない。撮れなかったら現場の責任・監督の責任みたいになってしまうところも問題点のひとつだと思います。そもそも働く環境から変えないと、日本映画は世界で戦えないと、僕自身何年か映画を作ったり見たりしている中で強く感じています。当たり前に尊敬される職場、自慢できる職場であってほしい。そういった豊かな環境にしていかないと、日本映画界は変わらないと思います」と現状の問題点も指摘した。
2020/12/21