全高18メートルの実物大ガンダムがついに動く。6階建てのビルに匹敵する巨体はどう動くか？　NHK・BSプレミアムで18日、午後4時30分から『生中継！ガンダム動く』内で一般公開直前の最後の「起動テスト」を生中継する（起動は午後5時30分頃予定）。

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　日本のモノ作りを代表する技術者たちが結集して作り上げた、ガンダムらしく動くメカニズムを紹介。この日初公開のアクション、その難しさとは？　港横浜の美しい夜景の中、迫力満点の動きを12台のカメラで余すところなく伝える。限定のスペシャル演出やサプライズゲストも予定されている。この番組は、同日午後11時15分から再放送あり。

　これに先立ち、BSプレミアムでは、午後2時51分から午後4時30分まで、『ガンダム誕生秘話　完全保存版』を放送。2019年3月に放送された『ガンダム誕生秘話』に新たなインタビューを加えた完全保存版。詳細リアルな人物描写と世界観で「日本のアニメを変えた」と言われる大ヒット作『ガンダム』だが、当時の制作現場は厳しかった。

　人手が足りずスタッフが泊り込み、関連商品は売れず、視聴率は低迷。ついに放送の打ち切りが決まり、さらにメインスタッフが病に倒れ、監督自らが原画を描くほどの窮地に。なぜその作品が不朽の名作となったのか？　富野監督をはじめ、当時のスタッフ、声優、雑誌編集者など数々の証言からその秘密を探る。

　出演は、富野由悠季、安彦良和、大河原邦男、板野一郎、古谷徹、池田秀一、潘恵子、飯塚正夫、植田益朗、小田雅弘、川口克己、小牧雅伸、近藤良英、橋本真司、氷川竜介、藤田純二、松崎健一。語りは高瀬耕造アナウンサー。

　さらに、21日は、午後10時から総合テレビで『ガンダムを動かせ　〜夢に挑んだエンジニアたち〜』を放送。「アニメの巨大ロボを動かす」という夢に、真剣に取り組んだ舞台裏を大公開する。アニメの設定どおり全高18メートルのガンダムを動かしたのは、少年時代にガンダムに夢を描いたエンジニアたちの情熱と技術だ。リーダーは会社を辞めて挑んだ。産業用ロボットに使われる精密モーターと新開発の減速機、全身を調和させて動かす。そして、6階建てビルに匹敵する巨体を支えるのはクレーン技術。メカニズムと舞台裏を大公開する。

　司会は、設楽統（バナナマン）、ゲストとして及川光博、片桐仁、橋本周司（早稲田大学名誉教授）が出演。語りは垂木勉。