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武井咲、ドラマ復帰作『黒革の手帖』仲里依紗ら“連ドラ”キャスト再集結

 女優の武井咲のドラマ復帰作として3年ぶりにドラマスペシャルとして復活するテレビ朝日系『黒革の手帖〜拐帯行〜』(1月7日放送 後8:00)に、2017年に放送された連続ドラマで強烈な存在感を放った、仲里依紗高畑淳子高嶋政伸らが同じ役で出演することが明らかになった。『黒革』ワールドを彩る“怪優”たちが3年の時を経て再集結し、再び元子ママ(武井)に襲いかかる。

武井咲の3年ぶりドラマ復帰作『黒革の手帖〜拐帯行〜』(1月7日放送)に仲里依紗(中央)、高畑淳子(右)、高嶋政伸(左)の出演が決定 (C)テレビ朝日

武井咲の3年ぶりドラマ復帰作『黒革の手帖〜拐帯行〜』(1月7日放送)に仲里依紗(中央)、高畑淳子(右)、高嶋政伸(左)の出演が決定 (C)テレビ朝日

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 連ドラのラストで逮捕され、銀座の頂点から転落した“稀代の悪女”原口元子が3年の刑期を終えて出所し、心機一転、古都・金沢で新たな人生を歩み始めるところから物語はスタートする。

 仲が演じた山田波子は、もともとは元子と東林銀行世田谷北支店で同僚だった派遣社員。誘われるがまま夜の世界へ足を踏み入れ、やがて元子の強力なライバルへと成長。パトロンを見つけ、人気ホステスへと登りつめた波子は、異常なまでに元子を敵視し、彼女を蹴落とすためあらゆる手段を講じて営業を妨害するという策に出た。

 今作でもその凄まじいまでの敵対心は健在。金沢でホステスとして再出発した元子に“ある嫌がらせ”をするため、はるばる東京からやってくる。「わざわざ金沢まで元子にケンカを売りに行く相変わらずな波ちゃん。冷静に考えるとその行為のほうがムカつく(笑)」と、演じた仲もびっくり。一方で、「波ちゃんがまだちゃんと現役で、夜の世界にいたことがうれしかったです。普段はどんなお店でママをしているのかな、とか、またランボルギーニねだってるのかな、とかそんなことにも思いを馳せながら楽しんでいただけたらうれしいです」と、話していた。

 「楢林クリニック」の看護師長であり、院長・楢林謙治の愛人でもあった中岡市子を演じた高畑。元子によって利用され、一度は全てを失った市子だったが、ラストでは元子から“黒革の手帖”を奪い、彼女に警察の手が伸びるよう仕向けた張本人でもあった。そんな市子は今回、物語冒頭で登場。出所してきた元子が働き始めたスーパーでたまたま出会い、声をかける。市子の登場は元子の決断に大きな影響を…。序盤から目の離せない展開になりそうだ。

 そして高嶋が演じたのが、「上星ゼミナール」の理事長で元子とは浅からぬ縁のある橋田常雄。金と元子には恐ろしいほどの執着を見せ、その粘着質な語り口と元子に迫る表情は、多くの視聴者を震え上がらせた。3年経ったところで彼の粘着体質は変わらず…。金沢で思いがけず元子と再会し、喜びを見せる橋田は、彼女を神代グループCEO・神代周吾(渡部篤郎)に紹介し、再び夜の世界へと復帰させる。そしてこの行動が、のちに思いもよらぬ運命をたぐり寄せることに…。「武井さん自身にも“近寄られたくない!”と思われるようなリアリティーで橋田役に臨んだ」と高嶋。今作で、どのような怪演ぶりを見せてくれるのか、期待が高まる。

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