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桑田佳祐提供の坂本冬美の楽曲がラジオドラマ化 木村多江&前川泰之が迫真の演技【コメントあり】

 サザンオールスターズ桑田佳祐が楽曲提供した、坂本冬美のシングル「ブッダのように私は死んだ」を原案とした、ラジオドラマ『ブッダのように私は死んだ』が、14日から17日までニッポン放送で放送(後10:30〜10:45)。女優の木村多江、俳優の前川泰之が出演し、坂本自身もドラマの主人公が務めるクラブのママ役として登場する。

ラジオドラマ『ブッダのように私は死んだ』に出演する(左から)木村多江、前川泰之(C)ニッポン放送

ラジオドラマ『ブッダのように私は死んだ』に出演する(左から)木村多江、前川泰之(C)ニッポン放送

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 同曲は、桑田が坂本を主人公に見立てて描いた、悲しくも美しい愛に生き、愛に死にゆく“歌謡サスペンス劇場”ともいうべき作品で、ラジオドラマでは楽曲の持つ男女の愛憎劇の世界観を再現。先日、都内のスタジオで収録が行われ、収録は冒頭、木村演じる恵子が愛憎の末に殺され、湿った土の中でもがき苦しむシーンからスタートした。

 木村はラジオドラマの経験のほか、ラジオでの朗読番組を10年以上にわたり担当しており、その迫真の演技に周囲は冒頭から飲み込まれていく。一方の前川もラジオドラマの経験があり、2人の息のあった演技で収録は進行する。番組スタッフからは「すごく良かった」「とてもよい演技!」という声が随時スタジオ内に響き、テレビドラマでの共演以来久しぶりの顔合わせとなった2人だが、それを感じさせない熱演が光る収録となった。

 2人の収録に先立ち、今回、曲を歌う坂本の収録も行われ、クラブのママを好演した。番組について、3人がコメントを寄せた。

■木村多江
最初に曲を聴いたときにものすごくドラマチックで想像を膨らませる楽曲だと思いました。それをさらに皆様の脳裏に想像を掻き立てるのがラジオドラマだなと思って、今回、楽しみに演じさせていただきました。こういうどろっとした役を久しぶりにやらせていただいたのですが、坂本冬美さんの歌と桑田佳祐さんの曲、そこに自分の芝居がうまく重なり合ってまた新しい世界観が生まれたらいいなと思いました。とても楽しかったです。

■前川泰之
最初にお話をいただいたあと、ミュージックビデオと脚本も読ませていただき、すぐにこの世界に入り込めたというかほれ込みました。浩二という役がダメな男なんだけどどこか魅力的に感じる部分もあって、この仕事は是非やらせてもらいたいと思いました。情緒ある世界観を、ラジオドラマという声だけの表現で多くの皆様にお伝えできる様、収録にのぞませていただきました。4日間みなさんに楽しんでいただけたらと思います。

■坂本冬美
桑田佳祐さんが書き下ろしてくださった楽曲が、ラジオドラマとしてさらに進化しました。
愛する人に尽くして尽くして、その結果が不幸な結末に。そんなヒロインを木村多江さんが迫真の演技で聴かせてくださいます。こうして「ブッダのように私は死んだ」がさまざまな形で広がっていくのは大変うれしいですね。ただ木村さんのインパクトがすごすぎて、今後この曲を歌う時には木村さんのお顔が思い浮かびそうです(笑)。

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  • ラジオドラマ『ブッダのように私は死んだ』に出演する(左から)木村多江、前川泰之(C)ニッポン放送
  • ラジオドラマ『ブッダのように私は死んだ』に出演する坂本冬美(C)ニッポン放送
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