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宇垣美里、人とわかり合えない「違う生き物ですから…」 悩みは“脳内友達”で解決

 フリーアナウンサーの宇垣美里(29)、トレンド評論家の牛窪恵氏、大九明子監督が7日、都内で行われた映画『私をくいとめて』(18日公開)公開直前イベントに登場した。

悩みは“脳内友達”で解決すると笑いを誘った宇垣美里 (C)ORICON NewS inc.

悩みは“脳内友達”で解決すると笑いを誘った宇垣美里 (C)ORICON NewS inc.

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 原作は、『蹴りたい背中』で芥川賞を受賞した綿矢りさ氏の同名小説。主演の女優・のんが演じるみつ子は、独身生活が板についてきた31歳のおひとりさま。彼女がひとりでも楽しく生活できる理由は、脳内に相談役「A」がいること。何かに迷ったとき「A」はいつも正しい答えを導き出す。独身生活が続くと思っていたある日、みつ子は、年下営業マン・多田くん(林遣都)に恋をしてしまう。両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れたみつ子は、20代のころのように勇敢になれない自分に戸惑いながら、一歩前へ踏み出していく。

 そんな主人公・みつ子に共感したという宇垣。みつ子のように自身も脳内会話をするそうで「自分と会話して隙間を埋めるようなことも、『するよね〜』と(思いながら映画を)見ていました。脳内相談もします。相談役というか、心の中にはっぱをかける人がいるので『やれ、やれー!』とずっと言ってくれる。いろんなタイプの相談役が人の心の中に住んでいると思います」と笑いを誘った。

 この日は、恋愛発酵学会が雑誌『anan』と共同で、全国25歳〜35歳の女性300人に調査した調査結果を基にクロストークを展開。恋愛相談は自分自身に問いかける人が全体で3割ほどいる結果が出た。

 恋愛に限らず、脳内で自身と会話をする宇垣は「脳内会議で要点を絞っている気がします。話を整理して、『やっぱり、こっちだ』みたいな。整理するために脳内の友達を作って、話して…というのをしています」と明かすと、「妹に『本当にうるさいよ』と言われます。『すごい喋っているけど、黙っていてほしいし、話しかけるなら話しかけてほしい』とよく言われます。自分に言い聞かせて整理をしているというか…」と照れ。自問自答することで、自然と独り言が多くなっていることを話した。

 最後に映画内容にちなみ「“おひとり”と“おふたり”、どっちがいい?」との質問に「一人でいるというのは孤独なのですが、びっくりするくらい自由で楽しみがある。どれだけ人と一緒にいても、やっぱり芯からわかり合えることは絶対にできないと思っていて…」と持論を展開。

 続けて「ただ、たまに指が触れ合うような、伸ばした手が触れる瞬間に『人と一緒にいてよかったな』と思う瞬間がある。それは人と向き合うこと、恋愛をする根源の力になる部分なのかと思います。それがあるから人といられるんだと思います」と話しつつ、「わかり合えることはないけれど、たまにあるので…。違う生き物ですから…」と伝えた。

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  • 悩みは“脳内友達”で解決すると笑いを誘った宇垣美里 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『私をくいとめて』公開直前イベントに登場した(左から)牛窪恵氏、宇垣美里、大九明子監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『私をくいとめて』公開直前イベントに登場した宇垣美里 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『私をくいとめて』公開直前イベントに登場した大九明子監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『私をくいとめて』公開直前イベントに登場した牛窪恵氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『私をくいとめて』公開直前イベントに登場した宇垣美里 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『私をくいとめて』公開直前イベントに登場した宇垣美里
  • 映画『私をくいとめて』公開直前イベントに登場した大九明子監督
  • 映画『私をくいとめて』公開直前イベントに登場した牛窪恵氏
  • 映画『私をくいとめて』公開直前イベントに登場した(左から)牛窪恵氏、宇垣美里、大九明子監督

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