俳優の織田裕二が主演するフジテレビ系“月9”ドラマ『SUITS／スーツ2』最終回（19日）放送を前にクランクアップを迎えた。約8ヶ月にも及ぶ撮影をすべて終了させた織田のもとには先にクランクアップした中島裕翔（Hey! Say! JUMP）、中村アン、小手伸也がサプライズで登場。このほどクランクアップ写真とコメントが到着した。

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　2月にクランクインした今作は4月13日から放送開始し、途中、新型コロナウイルスの感染防止対策のため撮影休止期間を経て、このほど最終回を迎える。シーズン2最強の敵・上杉一志（吉田鋼太郎）により、窮地に追い込まれた『幸村・上杉法律事務所』。甲斐（織田裕二）と大輔（中島裕翔）たちの最後の逆転劇が始まる。

　この日、最初にクランクアップを迎えた中島は「本当にいろいろと大変ななかで、ここまでよく無事に終わることできたなと思います」とコメント。さらに、「今回の大輔は難しいシーンがあり、みなさんと会話をしていく中で、作り上げたシーズン2だなと思っております。本当に8ヶ月間お世話になりました！」と感謝の気持ちを述べた。

　そして新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、主演として現場をけん引した織田は「今まで誰も経験したことのない不測の事態になり、“撮影再開後もどうなるかな、すぐにまた撮影が止まってしまうのではないかな”とドキドキしながら芝居をしていたのが、昨日のことのようです」と不安だった心境も振り返りつつ、「予定通り全15話を最後まで駆け抜けられたのは、みなさんの頑張りのおかげだと思います。本当にありがとうございました！」と周囲をねぎらった。

　最後の撮影は、『幸村・上杉法律事務所』の代表弁護士・幸村チカ役を演じた鈴木保奈美。鈴木はクランクアップを迎え「『SUITS／スーツ2』の世界になじみ過ぎて、明日から撮影がなくなるということが信じられないです！今回は本当に長丁場でしたし、撮影休止以降、スタッフの皆さんはやりにくいこともたくさんあったと思いますが、愚痴をこぼさずに本当に気を使っていただいて、ご苦労がたくさんあったと思います。感謝の言葉しかありません。今年は大変な年でしたが、私には『SUITS／スーツ2』があってよかった」と、涙をこらえながら万感の思いを込めていた。

■キャストコメント

＜織田裕二＞
2月のクランクインから約8ヶ月間の撮影で、途中に新型コロナウイルスで今まで誰も経験したことのない不測の事態になり、『撮影再開後もどうなるかな、すぐにまた撮影が止まってしまうのではないかな』とドキドキしながら芝居をしていたのが、昨日のことのようです。そんななか、予定通り全15話を最後まで駆け抜けられたのは、みなさんの頑張りのおかげだと思います。本当にありがとうございました！

＜中島裕翔＞
本当にいろいろと大変ななかで、よくここまで無事に終わることができたなと思います。ほっとしています。シーズン2になって新キャストと新スタッフが加わりましたけど新旧問わず、いろんな人に支えられて、本当にすてきな仲間に囲まれて仕事をすることができました。芝居をしやすい環境を作って下さった皆さま、本当にありがとうございます。今回の大輔は難しいシーンがあり、皆さんと会話をしていく中で作り上げたシーズン2だなと思っております。本当に8ヶ月間お世話になりました！ ありがとうございました！

＜鈴木保奈美＞
『SUITS／スーツ2』の世界になじみ過ぎて、明日から撮影がなくなるということが信じられないです。今回は本当に長丁場でしたし、撮影休止以降、スタッフの皆さんはやりにくいこともたくさんあったと思いますが、愚痴をこぼさずに本当に気を使っていただいて、ご苦労たくさんあったと思います。ありがとうございました。おかげさまで最後まで撮りきることができました。感謝の言葉しかありません。今年は大変な年でしたが、私には『SUITS／スーツ2』があってよかった。この作品がなかったら、ちょっとやられていたかもしれないなって思うくらい大変でした。何ヶ月も家に閉じ込められている間、模擬裁判の作戦を必死に練ることでモチベーションを保って、再開を楽しみにして、あの時間を過ごすことができました。本当にこのドラマがあって、大変だけどいい年でした。本当にお疲れさまでした。