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竹中直人主演、『ざんねんないきもの事典』初実写化 動植物たちにそっくりの現代人を描く

 俳優の竹中直人主演で、累計発行部数420万部超の「ざんねんないきもの事典」シリーズ(高橋書店)全5点が初めて実写化されることになった。ざんねんだけど愛おしい動植物たちにそっくりの現代人を描く。テレビ東京で4月から半年間、松重豊主演で放送された『きょうの猫村さん』につづく、水曜ミニドラマ(毎週水曜 深0:52〜0:58)の第2弾。10月7日から同局系で全24回放送予定。動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で放送当日午後9時から毎話独占先行配信する。

テレビ東京の水曜ミニドラマ枠で「ざんねんないきもの事典」初実写化。竹中直人、三宅弘城、磯村勇斗、畑芽育、新津ちせらが出演(C)ミニドラマ「ざんねんないきもの事典」製作委員会

テレビ東京の水曜ミニドラマ枠で「ざんねんないきもの事典」初実写化。竹中直人、三宅弘城、磯村勇斗、畑芽育、新津ちせらが出演(C)ミニドラマ「ざんねんないきもの事典」製作委員会

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 ドラマに登場するのは、原作に登場する動植物たちの生態にそっくりの現代人たち。神様役の竹中が、“ざんねんだけど愛おしい”動植物と現代人たちのそっくりポイントを、毎話1種ずつ解説する本編尺2分30秒のミニドラマ。

 中年サラリーマン・犬養草介役に三宅弘城、商社の新入社員・朝井翼役で磯村勇斗が出演。2人は、昨年7月クールのドラマ25『サ道』(テレビ東京)以来の共演となる。そして、『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(MBS/TBS)に出演中の畑芽育が女子高生・森山美音役を、「パプリカ」を歌うFoorinのメンバーで連続テレビ小説『エール』(NHK)への出演が記憶に新しい新津ちせが小学生・宇多りく役を演じる。

 第1話では、中年サラリーマン・犬養(三宅)が、動物園でオラウータンを眺めていた。期待を寄せられている年下の上司・宇多賢人に叱咤された出来事を思い出し、落ち込んでしまう。するとそこに、神様(竹中)が現れ、オラウータンの生態に宇多がよく似ていると話し始める。毎話ちょっとざんねんな特徴をもつ現代人と動植物が登場。見れば、すべてのいきものが愛おしく感じられるはず。

 神様役の竹中は「今回のドラマで、ざんねんないきものがこんなにたくさんいて、こんなに愛おしいんだ…としみじみ感じました。まだまだ元気でいたいと思っていても老いてゆく人間はざんねんないきものです。あっと言う間に時は過ぎてゆく…と言う事を感じる事が出来るのも人間しかいない。でもそれをざんねんと捉えるか否かは自分自身ですね」とコメントを寄せた。

 「自分をざんねんないきものにたとえるなら?」という問いには「ざんねんないきものはわたし自身です。この仕事を始めていつの間にか35年が過ぎましたが未だに撮影初日の前日は「どんな人たちが集まってくるのだろう? あの役者さんは初共演だけれどぼくの事嫌いじゃないだろうか…?」と色んな思いが駆け巡り眠る事ができません。舞台の公演の一週間前などは、本番中にセリフを忘れてしまう夢とお客様が全く入っていない夢を必ず見ます。せつないですね…。しみじみざんねんないきものだなぁと感じています。ざんねんざんねん…」と返している。

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