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綾野剛&北川景子、“信頼”で誕生したバディ「安心感が常にありました」

 俳優の綾野剛が主演し、女優の北川景子と刑事役でバディを組む映画『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』(11月13日公開)。綾野といえば、TBS系ドラマ『MIU404』で星野源とのバディで大きな盛り上がりを見せたが、本作では『パンク侍、斬られて候』(18年)以来、北川と2度目のタッグを結成する。「信頼関係があったからこそ」と綾野が語る言葉から、2人のコンビ誕生に迫る。

映画『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』でバディを組む綾野剛&北川景子

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 原作は中山七里氏のクライム・サスペンス小説。物語は、終末期の患者ばかりを襲う連続不審死事件が発生し、犬養隼人(綾野)と高千穂(北川)が捜査に乗り出す。すると、依頼を受けて患者を安楽死させるドクター・デスと呼ばれる医者にたどり着くと、犬養の一人娘・沙耶香が安楽死の依頼をしてしまう。ドクター・デスの目的と正体を追う、2人の刑事の挑戦が描かれる。

 警視庁捜査一課の検挙率ナンバーワンを誇る敏腕刑事・犬養と捜査一課の頭脳派の高千穂。さらに、岡田健史が新米刑事・沢田を演じ前野朋哉青山美郷石黒賢ら実力派俳優が警視庁敏腕捜査チームとして脇を固める。

 綾野は「北川さんに支えられている安心感が常にありました。支えられながら高千穂の手のひらで転がされている、それがとても心地よかった。そういう役者としての普段の関係性に近いことを含めて、異色バディを作ることができたと思います」と北川への全幅の信頼があったからこそ誕生したバディと語る。

 北川も「私自身が高千穂を演じるにあたって必要だったことは、犬養を“よく観察する”ことでした」といい、「ベースには信頼があって、その信頼関係のなかで、ときどき離れてみたり、先回りしてみたり、状況を読みながら行動する、そんなバランスが必要な役なんだと思いました」と綾野と同じく“信頼”という言葉を口にした。

 そして、綾野は「役柄以前に、役者としてお互いに信頼しあえる、寄り添える、敬意を持てる、それはすごくお芝居に影響するのだとあらためて感じました」と話す。犬養をときには見守り、ときにはしったする高千穂。犬養が感情的なときも、冷静で的確な判断によりコンビのバランスが取れている。本作でしか見られない、2人の息のあった掛け合いに注目し、公開日を楽しみに待ちたい。

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  • 映画『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』メインカット

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