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【麒麟がくる】第23回、失墜していく義輝の叫び「感慨深いシーンになりました」

 NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)。8月30日に約3ヶ月ぶりに放送を再開したと思ったら、今月6日は台風関連ニュースのため放送休止に。2週間ぶりに放送された13日、第23回では、いよいよ将軍・足利義輝(向井理)が崖っぷちに追い込まれていった。

大河ドラマ『麒麟がくる』第23回より。「もっと早くに出会いたかった」と光秀(長谷川博己)の手を握る義輝(向井理) (C)NHK

大河ドラマ『麒麟がくる』第23回より。「もっと早くに出会いたかった」と光秀(長谷川博己)の手を握る義輝(向井理) (C)NHK

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 義輝の文を手に織田信長(染谷将太)のもとに向かった明智光秀(長谷川博己)だったが、肝心の信長は美濃攻めに苦戦しており、話どころではなかった。代わりに取り次ぎを任された木下藤吉郎(佐々木蔵之介)からは、京で三好長慶(山路和弘)の子らによる義輝暗殺計画のうわさがあると聞く。しかも裏で糸を引いているのが松永久秀(吉田鋼太郎)であると知り、衝撃を受ける光秀。すぐに大和の松永のもとを訪ね、その真意を問いただすも、松永は「義輝はもはや将軍の器ではない、このままでは世が治まらないので、殺しはしないが追放するつもりである」と告げる。

 結局、なんの役にも立てなかった光秀。義輝は、すべてを察して寂しげな表情をみせ、光秀に「欲を言えば、もっと早くに出会いたかった」とやるせない気持ちをぶつけた。

 「義輝の『遅かった!』という言葉には、光秀ともっと早く分かり合える関係になりたかったという思いだけでなく、何か達観した、覚悟のようなものがあったように思います。将軍とはいえ一人の人間。その危うさのようなものが感じられ、とても感慨深いシーンになりました」(公式ツイッターより)と向井。戦国時代は「実力次第でのし上がれる分、切られるのも一瞬。その渦に飲み込まれたらギャンブルのような人生になっていくのだろうと想像します」と語っていたが、第23回では失墜していく義輝と、いつの間にか信長のお気に入りに出世していた藤吉郎が、より対照的に描かれていた。

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