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佐藤隆太&桜庭ななみ、『ドクターY』初参戦に喜び

 俳優の勝村政信が主演するテレビ朝日系ドラマスペシャル『ドクターY〜外科医・加地秀樹〜』(10月4日放送 後9:00)に、佐藤隆太桜庭ななみが出演することが発表された。2019年後期連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)で共演した佐藤と桜庭は、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』&『ドクターY』シリーズを通じて初参戦となる。

10月4日放送、勝村政信(中央)主演、ドラマスペシャル『ドクターY〜外科医・加地秀樹〜』に佐藤隆太(右)、桜庭ななみ(左)が出演 (C)テレビ朝日

10月4日放送、勝村政信(中央)主演、ドラマスペシャル『ドクターY〜外科医・加地秀樹〜』に佐藤隆太(右)、桜庭ななみ(左)が出演 (C)テレビ朝日

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 同ドラマは、『ドクターX』のスピンオフドラマシリーズ『ドクターY』の第5弾。“腹腔鏡の魔術師”と呼ばれるほど腕は確かなのに、残念ながら金にはどこまでも汚い外科医・加地秀樹(勝村)の活躍を描く。今作では、東帝大学病院を追われ、私立の名門・成鏡大学病院に客員准教授として招かれていた加地が、VIP患者である日本スポーツ連合会長の尾蔵大介に取り入り、なんとか東帝大復帰への足がかりを作ろうと画策するが…。

 佐藤が演じるのは、成鏡大学病院の主任准教授・那須浩一。成鏡大学病院きっての優秀な外科医で、医局の医師や患者たちからの信頼も厚い。オペの実績も十分、論文も多く発表しており、次期教授の座が確実視されながらも権威には一切興味を示さず、患者のことを最優先に考える――そんな清廉潔白な那須の存在が、加地にはイマイチ面白くない様子で…。

 さらに腹部大動脈瘤で入院したバスケットボール界の若きスーパースター・大根類の手術も那須が任されることとなり、ますますスネてしまう加地。手術をサポートするために呼ばれたフリーランスの麻酔科医・城之内博美(内田有紀)とともに、難易度が高いオペに挑んだ那須だったが、その最中にまさかの事態が発生し、なんと博美が窮地に陥ってしまう。それをきっかけに、患者第一主義で権威には興味がなかった那須と、金と権威を好み、人望もあまりなかった加地の関係にも少しずつ変化が…。

 ドラマ、映画だけでなく舞台などにも活躍の場を広げ、朝ドラでの好演も記憶に新しい佐藤。今作では、「外科医の役、そして手術のシーンというのはやはり簡単ではありません。医療用語も、普段言わないような言葉ばかりですし、手術の動きをしながらせりふも言って…というのはスピード感もあるので」と、“優秀な外科医”という設定にプレッシャーもあったよう。

 「とはいいながらも、こうしたプラスαがある役のほうが、より演じがいがありますよね。やればやるほどその役に近づけた気持ちになれるというか。そんなハードルのある、那須先生の役で『ドクターY』に参加できたことをうれしく思います」と話していた。

 一方、桜庭が演じるのは、成鏡大学病院の麻酔科医・三葉真帆。2年目の若き麻酔科医である真帆は手術室でもミスを連発。麻酔科の部長や“お局麻酔科医”からも注意を受けてばかりで、成鏡大学病院に来たばかりの博美にも早々にピンチを救ってもらう。前向きな真帆は博美から麻酔の技術を学ぼうと、大根の手術に同席させてもらうよう頼むが、そこで思いもよらぬ出来事が起こり…。

 撮影では、クランクイン早々に「これが『ドクターY』なのか」と実感する場面があったという。「『ドクターY』はコメディー要素が多く、お芝居をしていてもそういう部分が頻繁に入ってくるので、実は笑いをこらえるのに必死なこともありました(笑)。現場も勝村さんが盛り上げてくれてとても和やかな雰囲気なんです。台本にないのにずっこけたりして」と振り返る。

 今作で麻酔科医を演じて「ミスをしながらも前向きに頑張る女性。麻酔科医というのは思った以上に患者さんとコミュニケーションをとるんだ、とこの作品で新しい発見がありました。患者さんに寄り添う、すてきなお仕事だな、と感じました。今回の『ドクターY』はそんな麻酔科医にスポットが当たったストーリー。麻酔科医としての城之内先生の仕事ぶりにも注目してほしいです」とアピールしていた。

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