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佐久間由衣、『未解決の女』遠藤憲一の娘役 「雰囲気が似ている」と評判に

 女優の波瑠が主演するテレビ朝日系木曜ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』(毎週木曜 後9:00〜9:54)。きょう3日放送の第5話は、主人公・矢代朋(波瑠)と、文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木京香)が所属する警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)の仲間、超無口な“お遍路刑事”こと草加慎司(遠藤憲一)の《これまで多くを語られてこなかった過去》、そして《父としての顔》が浮き彫りになるエピソード。草加の娘・美里役を佐久間由衣が演じる。

『未解決の女』第5話(9月3日放送)で佐久間由衣が遠藤憲一の娘役を熱演 (C)テレビ朝日

『未解決の女』第5話(9月3日放送)で佐久間由衣が遠藤憲一の娘役を熱演 (C)テレビ朝日

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 第5話では銀行で立てこもり事件が発生。そこに勤務する草加の娘・美里(佐久間)が人質になってしまう。母と共に仕事第一の父に見切りをつけ、家を出て3年…。皮肉にも事件を介して、父と娘が再会を果たす。

 佐久間は、2017年前期連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)や18年放送の『チア☆ダン』(TBS)などに出演し、来年には主演映画『君は永遠にそいつらより若い』の公開も控える。テレビ朝日のドラマは初出演、また遠藤とも初共演で「喜びと緊張の思いでいっぱいでした」と明かしつつ、「ゲストという短い時間ではありますが、全力で物語に寄り添いたいと思いました」と、意気込みをのぞかせた。

 遠藤のことを「寡黙な方なのかな、と勝手に想像していた」という佐久間。しかし、遠藤といえば、7月に開催された『未解決の女』の制作発表リモート会見でも、そのオチャメぶりが話題となった人物。佐久間も撮影初日から、その存在にほっこりしたようで、「実際にお会いしたら現場のムードメーカーでいらっしゃって、たくさんお話しさせていただきました。ずっと無邪気な姿がとても印象的です。緊張感がある撮影が続いていた中、とてもリラックスした空気に大変助けられました」と、遠藤の人柄に魅入られていた。

 一方、突如“かわいい娘”を持つことになった遠藤は「由衣ちゃんはとても真面目でピュアな方。それがお芝居にも反映されて、感情が素直に伝わってきます。周りの人たちから、2人は雰囲気がそっくりと言われたけど、由衣ちゃんはあまりうれしくなかったはず!」と、照れっぱなし。

 そんな中、現場では“父”として“娘”のために大奮闘することに。「1日だけの共演でしたので、できるだけコミュニケーションを取ろうと心掛けました。カレーが大好きで、カレーの種類や食べ方にもこだわりがあるらしく、『ご飯をカレーに持っていくのか、カレーをご飯に持っていくのか?』という話は楽しく盛り上がり、そのあたりから本当の親子のようになった気がしました」と、共有時間の短さを物ともしない“愛情たっぷりの撮影”を、愛おしそうに振り返っていた。

 そんな2人が演じるのは、撮影中の微笑ましい関係とは裏腹に、ちょっとぎこちない父娘。3年ぶりの再会を果たした草加と美里は一体どんな会話を交わし、どんな新たな一歩を踏み出すのか…!?

 草加が父として、清算し切れていなかった過去に一区切りをつける第5話。彼が向き合う過去はそれだけではなく、もうひとつ、12年前に捜査を担当した未解決事件が動き出す。12年前、児童養護施設の経営者の娘・麦野奈津が刺殺される事件が発生。奈津と家族同然の絆で結ばれた施設の卒園生に、必ず犯人を捕まえてほしいと懇願され、犯人逮捕を誓うも、約束を守ることができなかった草加。あのとき草加に一縷の望みを託した卒園生が、ほかでもない今回起こった立てこもり事件の犯人で、なんと美里ら人質の命を盾に取り、奈津を殺した犯人を捕まえるよう再要求する。

 その犯人グループの中心的人物・河本直也を演じるのが、現在放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)で土岐頼純を演じ、壮絶な演技で世間を騒がせた矢野聖人。そんな矢野の怪演がふたたびさく裂する。背水の陣で犯罪に手を染める悲しき男・直也を全身全霊で演じ、刑事・草加を追い詰めていく。はたして、草加は刑事としても過去に決着をつけられるのか…!? 娘が人質であるため捜査に直接関われないもどかしさの中、密かに思いを寄せる理沙(鈴木)までも急病人の代わりに人質となってしまう。

 佐久間は「第5話は、遠藤さん演じる草加刑事の新たな一面を私自身も見ることができて、とても新鮮な撮影でした。私たち親子の関係にも注目していただきたいですし、何より温かく、そして切ないお話になっていると思います。ぜひ見ていただきたいです」とPRしていた。

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