ミュージシャン・高橋幸宏（68）が、脳腫瘍により13日に患部摘出手術を行っていたと31日、所属事務所を通じて発表した。事務所は「後遺症もなく、現在入院加療中で経過は順調」としている。

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　所属事務所は公式サイトで「高橋幸宏に関するお知らせ」と題し、「この度、私ども所属の高橋幸宏が、脳腫瘍であることが判明いたしました」と発表。「過日、検査により判明し、8月13日に患部摘出手術が行なわれ、無事、成功致しました。幸いに後遺症もなく、現在入院加療中で経過は順調です」と説明している。

　「当面の間、治療に専念致しまして一日も早い復帰を目指す所存です。関係各位におかれましては、大変ご迷惑をおかけいたしますこと心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、「どうかしばらくの間、静かに見守っていただけますことをお願い申し上げます」と伝えた。

　高橋もコメントを発表。「今年の初夏を迎える頃から、断続的な頭痛が続き、最初は季節の変わり目にある偏頭痛のようなものかと思っていましたが、症状が改善せず、緊急で脳MRI検査を受けることに。結果は脳腫瘍の疑いでした」と報告。「手術後は幸いにも後遺症はなく、今後は体力気力をつけて、じっくりしっかりと治療に専念し、できるだけ早い時期に皆さんの前に立てるよう努めていきたいと思っています」としている。

■高橋幸宏コメント全文

皆さま

高橋幸宏からのお知らせです。
今年の初夏を迎える頃から、断続的な頭痛が続き、最初は季節の変わり目にある偏頭痛のようなものかと思っていましたが、症状が改善せず、緊急で脳MRI検査を受けることに。
結果は脳腫瘍の疑いでした。

現実を受け止められなくて、絶望感で言葉も出ない長い一日が始まりました。
直後の検査入院から、8月13日、患部摘出手術が行われ、無事、成功に至りました。

手術後は幸いにも後遺症はなく、今後は体力気力をつけて、じっくりしっかりと治療に専念し、できるだけ早い時期に皆さんの前に立てるよう努めていきたいと思っています。

進行中のいくつかの仕事、それに関わる仲間たちやスタッフ、関係する全ての皆さまには、ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。

そして、緊急入院当初から担当していただいた信頼おける先生方々、看護師の皆さま、医療チームの皆さまに心より感謝いたします。

どうかしばらくの間、静かに見守っていただけたらと願っております。