NHKで30日、放送が再開された大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)。第22回「京よりの使者」は、6月7日に放送された第21回で描かれた桶狭間の戦いから4年後の冬、主人公・明智光秀(長谷川博己)は相変わらず、越前で浪人生活を送っていた。この間に、光秀と熙子(木村文乃)の間に第二子の次女たま(のちの細川ガラシャ)が誕生。“京から来た使者”細川藤孝(眞島秀和)がたまを抱っこするシーンが描かれ、ツイッター上では「ガラシャ」がトレンド入りするなど、放送再開を喜ぶ声が上がっていた。
第22回の脚本は『軍師官兵衛』の前川洋一氏が担当。京の実権を握る三好長慶(山路和弘)と、すっかり力を失ってしまった第13代将軍・足利義輝(向井理)をめぐる動きに光秀が「織田信長を連れてくる」と言って、自ら巻き込まれていく。不穏なシーンがある一方で、先の藤孝とたまのシーンや、駒(門脇麦)と望月東庵(堺正章)の師弟げんか、妻を亡くしたばかりの松永久秀(吉田鋼太郎)が伊呂波太夫(尾野真千子)の手を握り迫るシーンなど、コミカルなシーンもテンポよく差し込まれ、久しぶりでありながらあっという間の45分だった。
制作統括の落合将氏によれば「硬くて真面目なシーンばかりではいかに大河ドラマといえど、楽しめないので、軽めのシーンを入れることは(主に駒や東庵が担っていますが)意識的に心がけています」とのこと。
中でも久秀役の吉田は、初登場の関白・近衛前久(本郷奏多)と面談する時と、伊呂波太夫と二人っきりの時と、緩急自在の演技はさすが。落合氏は「最初に伊呂波が登場した時に松永と懇意である、というせりふがあり、一度は二人きりのシーンを描きたいと思っていましたので、良いチャンスだったと思います。お二方がチャーミングに演じてくださいました。奥方を亡くされて喪があけてもいないのに、伊呂波に迫る松永。史実でも松永は女性が好きだったといわれていますので(笑)、表現するのに良きシーンだったかなと。真面目なシーンが松永も多いので、最初で最後かと思います」と明かしていた。
その吉田だが、後半に向けて「十兵衛をひと目見て好きになってしまった松永ですが、その十兵衛愛が更に加速していきます。史実では最終的に信長と敵対する松永なので、信長の忠臣となる十兵衛への愛情は禁断の愛とも言えるのかもしれません。松永久秀による十兵衛への『禁断の愛』、見どころです!」と、コメントしている。
第22回の脚本は『軍師官兵衛』の前川洋一氏が担当。京の実権を握る三好長慶(山路和弘)と、すっかり力を失ってしまった第13代将軍・足利義輝(向井理)をめぐる動きに光秀が「織田信長を連れてくる」と言って、自ら巻き込まれていく。不穏なシーンがある一方で、先の藤孝とたまのシーンや、駒(門脇麦)と望月東庵(堺正章)の師弟げんか、妻を亡くしたばかりの松永久秀(吉田鋼太郎)が伊呂波太夫(尾野真千子)の手を握り迫るシーンなど、コミカルなシーンもテンポよく差し込まれ、久しぶりでありながらあっという間の45分だった。
制作統括の落合将氏によれば「硬くて真面目なシーンばかりではいかに大河ドラマといえど、楽しめないので、軽めのシーンを入れることは(主に駒や東庵が担っていますが)意識的に心がけています」とのこと。
中でも久秀役の吉田は、初登場の関白・近衛前久(本郷奏多)と面談する時と、伊呂波太夫と二人っきりの時と、緩急自在の演技はさすが。落合氏は「最初に伊呂波が登場した時に松永と懇意である、というせりふがあり、一度は二人きりのシーンを描きたいと思っていましたので、良いチャンスだったと思います。お二方がチャーミングに演じてくださいました。奥方を亡くされて喪があけてもいないのに、伊呂波に迫る松永。史実でも松永は女性が好きだったといわれていますので(笑)、表現するのに良きシーンだったかなと。真面目なシーンが松永も多いので、最初で最後かと思います」と明かしていた。
その吉田だが、後半に向けて「十兵衛をひと目見て好きになってしまった松永ですが、その十兵衛愛が更に加速していきます。史実では最終的に信長と敵対する松永なので、信長の忠臣となる十兵衛への愛情は禁断の愛とも言えるのかもしれません。松永久秀による十兵衛への『禁断の愛』、見どころです!」と、コメントしている。
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2020/08/30