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【麒麟がくる】本郷奏多、初の大河「純粋にうれしかった」 第22回に初登場

 NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)が、6月7日放送の第21回「決戦!桶狭間」以来、約3ヶ月ぶりに再開。30日放送の第22回「京よりの使者」にて初登場する、近衛前久役の本郷奏多からコメントが到着した。

大河ドラマ『麒麟がくる』第22回(8月30日放送)より。関白・近衛前久役の本郷奏多が「ビビットな赤い服」で初登場(C)NHK

大河ドラマ『麒麟がくる』第22回(8月30日放送)より。関白・近衛前久役の本郷奏多が「ビビットな赤い服」で初登場(C)NHK

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 本能寺の変を起こしたことで知られる明智光秀(長谷川博己)を通して、旧来の秩序や価値観が崩れ、未来が見えなかった室町幕府の終わり、戦国初期を最新の研究による新しい解釈も取り入れながら描いている本作。

 近衛前久は、公家の中でも若くして関白という高い地位につく。類いまれなる行動力の持ち主で、公家でありながら自ら政治に介入する、変わり種の貴族。本作では、近衛家に拾われた過去をもつ伊呂波太夫(尾野真千子)と、幼少期、きょうだいのように育った。

■本郷奏多のコメント

 大河ドラマといえばそうそうたる方々がたくさん出演されている印象でした。大河ドラマ初出演ですが、今回オファーをいただいて、純粋にすごくうれしかったです。

 近衛前久は、公家の関白で、政治の中枢を担う立場として歴史にも密接に関わってきます。すごく偉いポジションですが、公家には珍しく、いろんなところに出向いてアクティブに動く、型にとらわれないような人物だと伺い、おもしろそうだなと思いました。前久がどのように動き回っていくのか、楽しみにしていただけたらと思います。

 また、動き回る役だからこそ、役の上でたくさんの方と関われるのもうれしいです。大好きな役者さんがたくさん出演されていますし、現場でまだお会いしていない方もいますので、いろいろな方とお芝居をご一緒できるのがとても楽しみです。

 前久は、位は高いですがまだ若いので、撮影ではみなさんと対峙したときに弱々しく見えないように、威厳を持って堂々と演じるようにしています。また、今回、衣装がみなさんカラフルで、僕もビビットな赤い服ですので、とてもすてきだなと思っています。衣装を見てるだけでとても楽しくなりますね。ただ、服をいっぱい重ねて着ていますので、すごく重いですが(笑) 。烏帽子にもまだ慣れませんが、高さに気をつけながら演じています。

 大河ドラマをご覧になったことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、きっかけは何でもいいと思いますので、一度見ていただけたら引き込まれる要素がたくさんあると思います。アクションシーンもかっこいいですし、すごくすてきな役者さんがいっぱい出ています。幅広い世代の方にご覧いただけたらうれしいです。

■近衛前久の見どころについて(制作統括・落合将氏)

 変わり種の公卿という難役ですが、若いが切れ者のハードな政治的シーンも、姉代わりの伊呂波太夫との軽妙な掛け合いも、本郷さんが自由自在に演じていて、まさに大河史に残る「近衛前久」役だと思います。見どころは伊呂波らとの掛け合いの際にふっと出る、独特のきざったらしさがやけにコミカルで、チャーミングなものとなっています。本郷さんにしか出せない味わいです。

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  • 「白い服」の時も。生地からも高貴さが漂う(C)NHK

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