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シム・ウンギョン、新聞記者から“医療秘書”に転身 日本の連続ドラマ初出演

 映画『新聞記者』(2019年)で「第43回日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞に輝き、日韓で活動中のシム・ウンギョンが、10月スタートのテレビ朝日系木曜ドラマ『七人の秘書』(毎週木曜 後9:00〜9:54)にて、日本の連続ドラマに初出演することが明らかになった。「日本では、初めて連ドラに出演するので緊張していますが、キャストの皆さんにお会いするのが本当に楽しみです。あまり緊張しすぎないように、心の準備をしないといけないですね(笑)」と、コメントを寄せている。

10月期のテレビ朝日系木曜ドラマは中園ミホ氏が描く痛快“秘書”ドラマ。メインキャストは、木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介の7人

10月期のテレビ朝日系木曜ドラマは中園ミホ氏が描く痛快“秘書”ドラマ。メインキャストは、木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介の7人

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 同ドラマは、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズをはじめ、『ハケンの品格』、『ナサケの女〜国税局査察官〜』など、数々のヒットドラマを生み出してきた脚本家・中園ミホ氏が描く痛快“秘書”ドラマ。タイトルに「七人」とあるとおり、木村文乃広瀬アリス菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子室井滋江口洋介の7人がメインキャストとして出演する。

 7人が演じるのは、リーダー不在の日本社会の裏で暗躍する“影の軍団”――その正体は、銀行や警視庁、大学病院、都庁のトップ=要人に仕え、組織に溶け込み、目立たぬことを極意とする、名もなき「秘書」たちと、その元締めとなる「影の男」。

 秘書として表の仕事を忠実に務める一方、裏で密かに集められた彼女たちが副業として請け負うのは「人助け」。理不尽な目に遭う社会の弱者を救い出すべく、ずば抜けたスキルや膨大な極秘情報とネットワークを駆使し、見事なまでに“裏仕事”をこなしていく。

 例えば、シム・ウンギョンが演じる、大学病院の病院長秘書・朴四朗(パク・サラン)。母が韓国人、父が日本人のハーフで、韓国で生まれ育ち、医者を目指していたが、ある事情で断念した過去がある。しかし、医療の知識はずば抜けており、SEのエキスパートでハッカーの才能もある。

 シム・ウンギョンは「企画書をいただいた時に、この7人はどんな予想外の方法で事件を解決していくのかな、と色々な妄想が膨らみました。特に同世代の女性たちが、力を合わせてトラブルに立ち向かっていく様子にワクワクしています。日本語以外にもいろいろな宿題を頑張らないといけないのですが、ほかの秘書の方たちと良いチームになれるように、そして、この作品の世界観にきちんと入っていけるように頑張ります」と、意気込みを語っていた。

 残りの6人は、銀行の常務秘書を務める派遣社員の主人公・望月千代役に木村。千代と同じ銀行で働く正社員の頭取秘書・照井七菜役に広瀬。警視庁の警務部長秘書・長谷不二子役に菜々緒。ホテルオーナーの令嬢でありながら都知事の秘書を務める風間三和役に大島。秘書たちとともに悪を斬る家政婦・鰐淵(わにぶち)五月役に室井。そして、秘書軍団が夜な夜な集うラーメン店の店主で、彼女たちの裏稼業の元締め・萬敬太郎役を江口が演じる。

 時には警察や法律で裁くことのできない理不尽さえも駆逐し、誰も気付かないうちに事を解決し、金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃。名もなき「秘書」たちが、どのように日本社会を変えてゆくのか、楽しみだ。

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