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重版続き『SPY×FAMILY』累計550万部突破 既刊1〜4巻それぞれ100万部超の人気作

 スパイ家族コメディー漫画『SPY×FAMILY』が、9月4日発売のコミックス第5巻を持って累計発行部数550万部(電子版含む)を突破することが25日、集英社より発表された。また、既刊第1巻〜第4巻それぞれの累計発行部数は100万部を突破し、異例のヒットが続いている。

漫画『SPY×FAMILY』コミックス5巻(C)遠藤達哉/集英社

漫画『SPY×FAMILY』コミックス5巻(C)遠藤達哉/集英社

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 同作は昨年3月に漫画アプリ『少年ジャンプ+』で連載がスタートすると、同アプリ初となる1話で2000以上のコメントを獲得し、最新話が公開されると閲覧数が100万人を超える人気に。『次にくるマンガ大賞』WEBマンガ部門、『このマンガがすごい!2020』オトコ編、『みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞』(第4回)などさまざまな賞で第1位を獲得したほか、『マンガ大賞2020』第2位に選ばれるなど話題となっている。

 また、第4巻発売時(5月13日)に累計300万部、7月6日に累計400万部を突破しており、9月4日発売の第5巻と7月、8月の重なる重版で今回、累計550万部を突破するなど、2ヶ月ごとに約100万部増加している。

 このヒットに集英社は、連載している『少年ジャンプ+』の好調をけん引する看板作品で、今年1月に昨年7月の第1巻発売から約半年で200万部(第3巻まで)を突破したことは、『週刊少年ジャンプ』のヒット作品『暗殺教室』に次ぐ異例のスピードだとしている。なお、社会現象化した大ヒット漫画『鬼滅の刃』は、テレビアニメ放送時(2019年4月6日)が累計350万部で、テレビアニメ化などが決まっていない『SPY×FAMILY』が、すでに多くの読者から支持を受けているのかがわかる。

 同作は、より良き世界のため日々、諜報任務に取り組む凄腕スパイの黄昏(たそがれ)が主人公。そんな彼の元に届いた特殊任務(ミッション)は、「家族を作り、とある名門小学校に潜入すること」で、そのために引き取った子ども・アーニャは超能力の持ち主、契約結婚を持ちかけた妻・ヨルは殺し屋という、任務のために“かりそめの家族”をつくり、ミッションに挑む姿が描かれる。今回、累計550万部を突破して、記念描き下ろしイラストが公開された。

関連写真

  • 漫画『SPY×FAMILY』コミックス5巻(C)遠藤達哉/集英社
  • 漫画『SPY×FAMILY』コミックス550万部突破記念イラスト (C)遠藤達哉/集英社
  • 漫画『SPY×FAMILY』コミックス1巻表紙(C)遠藤達哉/集英社
  • 漫画『SPY×FAMILY』コミックス2巻表紙(C)遠藤達哉/集英社
  • 漫画『SPY×FAMILY』コミックス3巻表紙(C)遠藤達哉/集英社
  • 漫画『SPY×FAMILY』コミックス4巻表紙(C)遠藤達哉/集英社
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