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インド映画が描く90年代青春群像劇『きっと、またあえる』本編映像

 『ダンガル きっと、つよくなる』(2016年)で世界興収インド映画No.1を記録したニテーシュ・ティワーリー監督最新作『きっと、またあえる』が、今月21日より東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほかで公開される。

インド映画『きっと、またあえる』8月21日より公開。主役アニ&セクサ

インド映画『きっと、またあえる』8月21日より公開。主役アニ&セクサ

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 インドの工科大学の学生寮を舞台に、笑いと涙、永遠の友情が描かれる本作。主人公たちが大学生活を送った90年代と、親世代になった現代、2つのストーリーが進んでいく。脚本も手掛けたティワーリー監督自身の大学時代のエピソードも盛り込まれている。インドでは初公開週作品のうち、インド映画1位(デイリー/ウィークエンド/ウィークリー)を獲得した。

 入寮の際に割り振られた「負け犬寮」の汚名を晴らすべく奮闘する主人公・アニを演じるのは、『PK』のスシャント・シン・ラージプート。男だらけの工科大学のヒロイン・マヤには『サーホー』のシュラッダー・カプール。

 2人のキャスティングについて、ティワーリー監督は「体重の増減で、大学生と親世代の両方の見た目を表現できる30代の俳優を選びました。スシャントとシュラッダーは、彼らの演技力も含めて最適かつ自然な選択でした」と語る。

 そのほか、アーミル・カーン製作/主演のNetflix映画『ムンバイ・ダイアリーズ』(11年)に出演のプラティーク・バッバルが、アニらの最大のライバルとなる3号寮のリーダー、ラギーを演じる。

 このたび解禁された本編映像は、主人公アニとその妻マヤの運命の出会いのシーン。女子の比率が非常に少ない工科大学で出会いに夢を膨らませるアニと、彼を諭す盟友セクサのシーンから始まる。

 「モデル風の女子とは出会えるのか?」と尋ねるアニに、「モデル風の女子と出会えるのはハレー彗星と同じ、76年に一度だ。夢でも見てろ」とあしらうセクサ。しかし二人の視線の先に現れたのは、「ハレー彗星級の美女」こと女子学生のマヤ。思わぬ美の急接近に、思わず顔がほころぶセクサと真顔になってしまうアニ。運命を感じたアニの心を代弁するかのように、「君なしでどうやって生きていけばいい?」という歌が流れる。

 しかし魅了されるのはもちろん彼らだけではなく、その美しさに道行く男は彼女の後ろを歩き、あとを追うように。のちにアニの妻となるマヤだが、声をかけても「悪いけど」とクールにあしらう彼女の心をアニはどうやって掴んだのか? その後の二人の進展が気になる映像だ。

■ストーリー
 受験生の息子が病院に担ぎ込まれた! そこに集まった、今は親世代になったかつての7人の仲間たち。年を重ねて、太ったり容姿もだいぶ変わったけれど、学生時代に泣いて笑ってバカをやったあの日の友情は変わらない。親友アニの受験に失敗した息子を励ますため、悪友たちは「負け犬時代」の奮闘を病室で語り出す…。

 90年代、インドでもトップクラスのボンベイ工科大学に入学したアニ。しかし振り分けられたのはボロボロの4号寮。気のいい先輩や愉快な仲間はいるが、そこは寮対抗の競技会で万年最下位で、他の寮から“負け犬”と呼ばれていた。しかし今年はなんとしても汚名を返上する! そのためには、バスケ、サッカー、重量上げ、カバディ、チェス、ボードゲームと多種の試合に勝てる選手を用意する必要があった。4号寮は実力はないが、知恵とやる気とチーム力であらゆる手段を使い勝ち抜いていく。だが敵も黙ってはいない。果たして、勝利を手にすることはできるのか、そして彼らが最後に得たものは!?

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