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佐藤アツヒロ、新作会話劇で主演 “能と現代劇の融合”鈴木勝秀氏と6度目タッグ

 俳優の佐藤アツヒロが10月より上演される会話劇『「YARNS」〜紡ぎ糸/作り話〜』に主演することが明らかになった。「能と現代劇の融合」を目指す新作シリーズとして脚本家・演出家の鈴木勝秀(スズカツ)氏と6度目のタッグを組む。

 鈴木氏は2014年に『ハナガタミ』(花筐)という能楽を現代的に蘇らせる手法を試みて以来、「能楽と現代劇の融合」を模索し続け、“スズカツ能楽集”としてシリーズ化を目標としてきた。このシリーズの基本的なスタイルは、カウンセリングを受けに来る精神的に少し疲れた現代人と、その患者の話を聞くカウンセラー(精神科医)の静かな会話劇。患者は記憶の糸を手繰りながら、自分の過去を物語、無意識の中に眠る真実に向き合っていき、最終的に未来から差し込んでくる光を感じていく。

 『YARNS(ヤーンズ)』は“スズカツ能楽集”のスタートとなる作品。「ヤーンズ」とは、英語で「紡ぎ糸」という意味で、さらに、「作り話」「大げさなホラ話」といった意味も。果たして患者の語る物語は「真実」なのか「作り話」なのか…。カウンセリングや告解を覗き見ているような不思議な雰囲気を創り上げ、人々の繊細な心情を描く。

 お互いの信頼も厚く、また鈴木氏へ大きな影響を与えている佐藤が、見知らぬ女を夢に見て苦しみカウンセリングを受けに来る患者を演じる。さらに、夢の中に出てくる詩人の男を、映像でも活躍する鈴木裕樹が、精神科医ランバシの息子のトオルを2.5次元舞台などを中心に活躍の場を広げている前田隆太朗と大山将司がWキャストで、精神科医・ランバシを数々の作品でバイプレーヤーとして活躍する中村まことと劇団「花組芝居」主宰の加納幸和がWキャストで演じる。

 10月7日〜11月8日まで東京・浅草九劇にて、11月21日〜23日まで大阪のシアター・ドラマシティにて上演される。

■佐藤アツヒロ コメント
今回の出演にあたって、再びスズカツさんの世界観を体感し、舞台上で表現できることを幸せに思います。スズカツさんとは、今までの作品を通していろいろな価値観を共有し、物の捉え方や感じ方に僕は常にワクワクドキドキしていました。

これまでも、ほとんどセッションのような、その場その場で起こる物語を体感し表現してきたので、今回も二組のダブルキャストや、物語の軸となる深層心理によって、何が起こるかわからない新たに濃い演劇的セッションが生まれることがとても楽しみです。

自分自身の中にあるスズカツさんへの思いと、共存し合う価値観、そして更なる探究心を持ち、このキャストで新たなスズカツワールド「YARNS」に挑みたいと思います。そしてこの新しいスズカツワールドに挑戦してスズカツさんがニッコリしているところを見たいです。

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