俳優の小木茂光が25日、都内で行われた主演映画『恋する男』初日舞台あいさつに登壇。作品の魅力について「男のおじさんの心の奥底の欲望なり、妄想なりを形にできました。僕の中にもいろんなものがあるので、自分で見るのがこっ恥ずかしいものでありました。ここでひとつ、役者像ができたかなと、すごく感謝しております」と力説した。

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　同作は、妻子に逃げられた挙げ句、長年勤めた会社のリストラ対象になった小田光男（小木）が主人公。勢いで独立を決意する小田が出会ったのは、夢を追いかける癒し系ホステス（出口亜梨沙）、仕事をサポートする才女（佐々木心音）。小田は、タイプの違う2人の間で揺れ動く。

　佐々木は「監督からは『そのままの心音ちゃんでいいから』って言われて、私ってこんな感じで見られているんだと思いました。意外とSっ気が強いんだなと。小木さんが演じる小田さんがすごくかわいいんですよ。なので、そのままの感じでペチペチとやらせていただきました」とにっこり。出口が「プールのシーンがすごく長いなと思って…」とぶっちゃけると、小木は「完璧にあれは監督の好みですから」と笑わせていた。

　舞台あいさつにはそのほか、工藤俊作、村田信男監督も登壇した。