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芦田愛菜の両親役に永瀬正敏&原田知世 映画『星の子』追加キャスト発表

 女優の芦田愛菜(16)が6年ぶりに主演を務める映画『星の子』(10月公開)に、芦田演じるちひろの両親役として、永瀬正敏原田知世が出演することが21日、発表された。

映画『星の子』に出演する(左から)原田知世、芦田愛菜、永瀬正敏 (C)2020「星の子」製作委員会

映画『星の子』に出演する(左から)原田知世、芦田愛菜、永瀬正敏 (C)2020「星の子」製作委員会

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 原作は、デビュー作『こちらあみ子』を第24回三島由紀夫賞受賞で飾り、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した今村夏子氏の同名小説。監督・脚本は、『さよなら渓谷』(2013年)で第35回モスクワ国際映画祭・審査員特別賞受賞、樹木希林さんの遺作の一本となった『日日是好日』(18年)も手がけた大森立嗣氏が務める。

 本作で芦田が演じるちひろは、“あやしい宗教”を深く信じている両親のもとで過酷な青春を過ごす中学3年生。『紙屋悦子の青春』(06年)以来、14年ぶりに夫婦役で共演する永瀬と原田は、本作では、ちひろの成長を愛情たっぷりに見守る一方、病弱だったちひろを救った“水”と、その水を販売する宗教を深く信じてしまったことで、日に日に貧乏になり、挙句の果てにおそろいの緑ジャージしか着なくなる両親を演じる。

 永瀬は「そこに存在しているだけで愛しさが湧いてくる芦田さん、物語の中の同じときを過ごして来たその思いを、自然にかもし出してリードしていただいた原田さん、そして再び大森監督の現場に立たせていただいたこと、、、この作品に関わった全ての皆さんに感謝しています」と本作への出演を喜んだ。

 原田は「赤ちゃんのちひろ、小学生のちひろ、そして、中学生になったちひろ。成長していく娘との一つひとつのシーンを演じていく中で、愛おしさがあふれ、同じ思いで娘を見つめる父、永瀬正敏さんの穏やかな温もりに支えられながら、ラストシーンを迎えることができました。この作品に参加できたことをとてもしあわせに思います」と笑顔で撮影を振り返った。

 また、あわせて特報映像も解禁。ちひろがひとり遠くを見つめる姿から始まり「私、この水飲むと風邪引かないんです」と先生に語ると、宗教を信じている父と母が頭にタオルを乗せて水を掛け合うシーンが映し出される。そして「うちの親は、そう信じてる…」と涙声で訴えるせりふと、なにかから逃げるように街を走るちひろの複雑な感情が、散りばめられている。

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  • 映画『星の子』に出演する(左から)原田知世、芦田愛菜、永瀬正敏 (C)2020「星の子」製作委員会
  • 映画『星の子』場面カット (C)2020「星の子」製作委員会
  • 映画『星の子』場面カット (C)2020「星の子」製作委員会

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