お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、19日放送のTOKYO FM『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』（毎週日曜　前11：30）にゲスト出演。旧知の仲であり、メールでやりとりをしているいわゆる“メル友”である木村拓哉と、SNSで向けられる批判についてトークを繰り広げた。

　リスナーから「口は災いの元と言いますが、私は昔から後先を考えずに発言して、しまった言い過ぎたっていうことがよくあります」との相談が寄せられると、太田は「その人にも聞きたい、どうしたらいいんだろう（笑）。ほとんど通じないね、オレの冗談っていうのは」と率直な思いを吐露。木村は「爆笑問題の田中（裕二）さんの存在が、いかに大きいかっていうことですよね。ピー（太田の愛称）が放っていくものをすべて『そうじゃねーわ』とかで正式に伝える役割がいないと…」と語った。

　木村がSNSで寄せられる、さまざまな声を気にしていることを明かすと、太田は「天下の木村拓哉でも、けっこう気にするんだって聞いたら、みんなけっこう勇気づけられると思うよ」とコメント。木村が「気にするでしょう。気にならない奴いないと思うな」と話すと、太田は「でも、木村拓哉までいったらだよ、そんなの眼中にない。『ちょ待てよ』みたいな感じじゃん」と本人の前で“木村ものまね”を披露。木村は「えっ、今何か挟みました（笑）。もしもーし？」と和やかな雰囲気でツッコミを入れた。

　再びSNSでの批判の話題となり、木村が「SNS（には）ガードがかからない部分（がある）。押してしまえば、そこ開いちゃうし。ブロックする機能もついているけど、それは個人に対してのブロックだから。届くからね。（批判などの声が）届いた場合は『そうですか』って読み終わるよ」と本音を吐露。太田は「たっくん（木村の愛称）はさ『けっこうコイツ気にしているのかな』って思うことがあったりして、メールとか送ったことあるけど。例えば『何をやっても木村拓哉だ』って言葉をけっこう気にするじゃん」と振り返った。

　木村は「そう、気にして、オレ本当にメールしたんだもん。（太田が）『頑張れよー！』っていうメールを送ってくれたのに対して（笑）。すげーそっち系のニュースが上がっていたから『でも、こうやって言われているよ。そんな奴のドラマ見て面白いの？』って送ったら『お前な、考え直せ』って、また送ってくれて」と回顧。太田は「本当にそう思うよ。そんなこと言われる役者なんていないんだから。それがスターの宿命じゃない。それでも。木村拓哉の芝居それぞれ違いますよ。工夫もしているし、そんなの気にするレベルじゃないよっていうのは、本当に心から言いたいね」と言葉に力を込めた。

　これを受けて、木村は「そういう風に言ってくれるっていう、ピーの存在を知っているので、それはね本当に。なんだろうな。あのメールで書いてくれたことは、すごい『よし！』っていう。ちょっと勝手なプロテクターというか、サポーターにして現場に行ったのは覚えていますね」と感謝の思いを伝えていた。

　番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。