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エンニオ・モリコーネさん追悼『夕陽のガンマン』BSテレ東で放送

 イタリア現地時間7月6日に91歳で亡くなったエンニオ・モリコーネさんを追悼して、BSテレ東で15日(後5:58〜7:55)、モリコーネさんが音楽を手掛けた映画『夕陽のガンマン』(1965年)の放送が決定した。

BSテレ東で7月15日放送、『夕陽のガンマン』FOR A FEW DOLLARS MORE (?) 1965 ALBERTO GRIMALDI PRODUCTIONS S.A.. All Rights Reserved

BSテレ東で7月15日放送、『夕陽のガンマン』FOR A FEW DOLLARS MORE (?) 1965 ALBERTO GRIMALDI PRODUCTIONS S.A.. All Rights Reserved

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 モリコーネさんは、『荒野の用心棒』『アンタッチャブル』『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』など、500作以上の映画の音楽を手がけ、アカデミー賞やグラミー賞を受賞した映画音楽においては知らぬ者のいない巨匠。

 今回、放送が決まった『夕陽のガンマン』は、賞金首をめぐって衝突し合うガンマンたちを描いた、傑作マカロニウェスタン。主演は、『許されざる者』「ダーティハリー」シリーズのクリント・イーストウッド、『西部悪人伝』『続・夕陽のガンマン』のリー・ヴァン・クリーフ。監督は『荒野の用心棒』『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』のセルジオ・レオーネ

 “モンコ(片腕)”と呼ばれる名無しの男(クリント・イーストウッド)は、せっかちで性格も激しい若いガンマン。一方、“大佐”と呼ばれる男(リー・ヴァン・クリーフ)は、冷静沈着に仕事に取り組む上品な初老の紳士。2人はお互いの存在を知らなかったが、インディオ(ジャン・マリア・ボロンテ)という凶悪な強盗殺人犯を探し、殺そうとしているのは同じだった。2万ドルの賞金首のインディオを追いかけ出会った2人は、お互いに対する不信から決闘寸前に。だが賞金を山分けするということで手を組み、協力してインディオを探し出すことにする。その頃、当のインディオは牢屋から脱獄し、仲間と共にエル・パソの銀行を襲う計画を練っていた…。

 久保一郎プロデューサーは「マカロニウエスタンはある世代には深く刺さったジャンルで、BSの視聴者にも一定の人気を獲得し続けていますが、『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』の三部作は、まさに別格。セルジオ・レオーネ監督、クリント・イーストウッド主演、エンニオ・モリコーネ音楽の黄金トリオが揃ってこそ得られた高みですが、最も欠かせないのはモリコーネのスコアでしょう。映画の好みは人それぞれでも、モリコーネの音楽を聴いた人は、確実に胸の奥に何かを共有したはず。

 『ニュー・シネマ・パラダイス』ほかジュゼッペ・トルナトーレ監督作品を彩った流麗なメロディ、否が応にもサスペンスを盛り上げた『アンタッチャブル』のメインテーマも忘れ難いですが、マエストロを偲ぶにはまずあの“口笛”を。『荒野の用心棒』に続いて大ヒットした『夕陽のガンマン』のテーマ曲を、今一度心に刻んでください」と、メッセージを送っている。

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