テレビ朝日×ABEMA（アベマ）共同制作ドラマ『M 愛すべき人がいて』（毎週土曜　後11：15〜深0：05／ABEMA独占配信）で、田中みな実が演じる姫野礼香が主役のオリジナルスピンオフドラマ『L 礼香の真実』（全7話）が、27日深夜0時5分より、ABEMAプレミアム会員向けに独占配信されることが明らかになった。今作がドラマ初主演の田中は「本編に匹敵する、或いは本編を上回る学生時代の礼香の狂気を存分にご堪能ください」とコメントを寄せ、彼女の充実ぶりをうかがわせた。

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　4月に放送が始まって以来、大反響のドラマ『M 愛すべき人がいて』。中でも礼香は、カリスマプロデューサー・マサ（三浦翔平）を深く愛するがあまり、アユ（安斉かれん）を過剰に敵視。あらゆる手を使って嫌がらせを続けるなど、回を重ねるごとにエスカレートする衝撃的な行動や、毎話頭から離れないせりふが話題となっている。

　13日に放送された第4話では、眼帯に隠された秘密やウエディングドレス姿でマサに婚約を迫る様子が大きな話題を呼び、『M 愛すべき人がいて』が、ツイッターの日本のトレンド1位にランクインするなど、礼香の言動への注目度は高まるばかりだ。

　そんな礼香を主役に据えたスピンオフドラマ『L 礼香の真実』の脚本は、もちろん『M』の鈴木おさむ氏。礼香はなぜ愛する人に異常なまでの執着を持つようになったのか？　愛を手に入れる為なら手段を選ばないという常軌を逸した人格はどのように形成されたのか？　“いま”の礼香になるまでの“秘密”、小学生時代から高校時代までの知られざる過去をひも解くと、そこにはもう1人の“M”がいた！

　スピンオフドラマ『L』では、礼香が行きつけのバーを訪れ、小学生の頃から想いを寄せた初恋相手・正幸（通称：マサ）との思い出を赤裸々に語りはじめるところから始まる。大人しくて控えめな女の子だった小学生の礼香は、とあるきっかけから同じクラスのイケメンで成績優秀、正義感あふれるリーダータイプの存在・マサに恋心を抱くようになり…。

　礼香はマサへ募る想いを振り絞り、ラブレターを渡そうとするが、当時クラスのカースト下位にいた礼香はクラスのカースト頂点に立っていたライバル・歩夢（通称：アユ）から「お前みたいな気持ち悪い女に、マサを好きになる資格とかないから」と罵倒される。

　それでも、憧れのマサを手に入れるためにあらゆる手段を使い、ライバルに復讐や誘惑を仕掛けて蹴落としていく礼香。「マサを幸せにするためなら、私なんでもするのよ。昔から…」というせりふもあり、田中は「（礼香は）子どもの頃から変わらず劇場型で、愛すると決めたらとことん。狂わしいほどに…。礼香の初恋の相手、もうひとりのMの存在が幼少期〜学生時代の礼香を狂わせていきます」と見どころを語る。本作でも放たれる礼香の名せりふ（？）、「許さなーーーーーーーい」にも注目だ。

■バーテンダー役でFANTASTICS堀夏喜がドラマ初出演

　礼香が思わず過去の恋の話を吐露してしまう、親身で気さくなバーテンダー・茂樹を演じるのは、FANTASTICS from EXILE TRIBEのパフォーマー、堀夏喜。ドラマ初出演だった彼は「入念な準備をして撮影に臨みました。普段グループでの活動がメインである中で、個人として活動するのは新鮮でとても緊張感がありました。実際に演じてみて、自然に楽しんで演じることができ、とても良い経験になりました！」と手応え。視聴者に向けて「 礼香の過去の恋愛に、茂樹と同じく皆さんも必ず釘付けになると思います！　そして礼香の言動に翻弄され、揺れ動く茂樹にも注目していただきたいです！」と、アピールしていた。

　高校時代の礼香を演じるのは、元アイドルの女優、中川梨花。「謎多き不思議な女性だな…と思っていましたが共感できる部分も多く、演じていくうちに、礼香の根元を理解することができ、気づくと完全に礼香に憑依している自分がいました」と熱演を振り返った。

　礼香が想いを寄せ続ける、高校時代の正幸を演じるのは、ABEMAで配信された『フォローされたら終わり』にも出演し、映画『チア男子!!』で横浜流星とダブル主演を務め話題となった、中尾暢樹。「『M 愛すべき人がいて』を見ていて良い意味で破壊力のあるドラマが来た！と、毎週楽しみにしていました。このスピンオフドラマによって役の魅力が増すよう頑張りたいと思っています」と意気込みを語っている。

　田中は「本編のスケジュールがかなりタイトな中、実現するのかな…と不安でしたが、短い時間で無事に撮りきることができました。本当の主演は過去の礼香を演じたおふたりです」と、子役や中川を称えていた。

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