今や、日本を代表する文化になったコスプレだが、新型コロナウイルスの影響で、多数のコスプレイベントが自粛を迫られている。ここでは、過去に開催された『サンクプロジェクト31×TCF★コスプレ大撮影会』をピックアップ。メイドモチーフのオリジナルキャラで参加してくれたコスプレイヤーのこだわりの衣装をチェックしていきたい。

　普段は渋谷のバニーガールバーの店長を務めているという黒江ケイさん。今回はセクシーなデザインのメイド風コスプレで参戦してくれた。「普段接点のない方々とたくさん出会えるのが『サンクプロジェクト大撮影会』のポイント。まるで異文化交流みたいですね」と話すケイさん。コスプレ歴は、途中ブランクがあるもののトータルで10年以上。コスプレを始めたきっかけだが、当時好きだったキャラクターがセーラー服で、「制服キャラなら、自分でも簡単にアレンジ出来るんじゃないか」と思い、挑戦してみたのがきっかけだったとか。そんな彼女にコスプレの魅力を聞くと、「エナメルフェチなんですよ。この手の衣装って、なかなか普段着れないですからね。こういった衣装を着られるコスプレって、やっぱり最高です」と答えてくれた。

　レイヤーの黒井るくさんがチョイスしたのもメイド衣装。“ふしだらなメイド”をイメージしたというオリジナルコスプレは、派手なランジェリーがうっすら透けて見えるなど、細部のディテールにこだわった自信作とのこと。ちなみに、記念すべき初コスプレ衣装なんだとか。「コスプレ歴は11カ月なんですけど、最初ROMを作る際にコスプレをやってみて、その面白さに開眼したのがハマった理由なんです。その際に着用したのが今回のメイドコスプレで。そういう意味でも、すごく思い出深い1着です」と、るくさん。撮影会をメインにアパレルブランドのモデル、自作写真集＆ROMの制作など手広く展開しているるくさん。そんな彼女にとってコスプレとは、「自分でも気づかない自分の魅力に気づけること。そのコスプレで誰かが私のことを好きになってくれたり、また誰かを元気付けられたり出来るって点も嬉しいです」と、るくさん。「次に挑戦してみたいコスプレは『ポケットモンスター』のルリナです。自分の褐色肌やエキゾチックな顔つきが活かせそうなので」と、教えてくれた。

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