ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

ドラマ『M』効果で“あの”まんじゅうが売上アップ 菓子店から祝辞届く

 テレビ朝日・ABEMA共同制作ドラマ『M 愛すべき人がいて』。13日から土曜ナイトドラマ枠(毎週土曜 後11:15〜深0:05/ABEMA 毎週土曜 深0:05頃より配信開始)での放送再開を記念して、このほどリモート会見が行われた。スタジオには、安斉かれん三浦翔平白濱亜嵐田中みな実、そして脚本を手掛ける鈴木おさむ氏が登壇。弘中綾香アナウンサーの司会で、放送再開にかける意気込みや、反響を受けての感想などを語った。

ドラマ『M 愛すべき人がいて』放送再開記念リモート記者会見を開催(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.

ドラマ『M 愛すべき人がいて』放送再開記念リモート記者会見を開催(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 平成の歌姫が誕生するまでと、そこに秘められた出会いと別れを描いた同名小説(著:小松成美/幻冬舎)を原作に、鈴木氏の手でドラマならではの彩りとオリジナル要素をプラスした本作。撮影が中断した影響で延期となっていた第4話が13日に放送される。

 会見ではまず、弘中アナから、同ドラマのファンを代表して、伊集院光古市憲寿塙宣之ナイツ)、りんごちゃん、さらに、田中が演じる秘書・礼香の眼帯にそっくりとSNSで話題になった博多銘菓「博多通りもん」を販売する明月堂から届いた“祝辞”を読み上げられ、「結婚式みたい(笑)」と一同爆笑。

 明月堂は「『M愛すべき人がいて』、放送再開おめでとうございます。アユの地元・福岡から応援しています。また、“通りもん眼帯”のおかげで、博多通りもんの売上が上がりました。ありがとうございます」と、ドラマ効果で売上アップを報告。田中のもとにも商品がたくさん届いたそうで、自宅待機中「誰に見せるわけでもないのに、目に当ててみたりしていました」と明かしていた。

■2文字以上発しない安斉の若者言葉が現場で流行

 とにかく話題になっている本作。周りからの反響について、安斉は「ドラマを見ながらインスタライブをしてくださる方がたくさんいて…すごくうれしいです! 地元の友だちもリモートしながら見てくれているんですが…みんながツッコんでくれて、ありがたいです」と笑った。

 現場の様子について、三浦が「安斉さんがいると明るくなります」と答えると、白濱も「今はマジメぶってるけど…(笑)、にぎやかですね」と同意。すると、すかさず田中が「『すご』『マジ』『ヤバ』って、2文字以上発しているところを見たことがないんです。それがみんなに移っていて、最近は三浦さんも『ヤバ』って(笑)」と若者言葉が流行していると暴露。

 これに、安斉が「ヤバイっす(笑)」と反応して笑わせた。また、質問にはにかみながら答える安斉に、礼香になりきった田中が「何ヘラヘラしゃべってるの! さっきから語尾が聞こえないのよ!」、三浦がマサ風に「ヘラヘラすんな!」とツッコむなど、チームワーク抜群の掛け合いを見せていた。

 撮影が再開され、「やはり従来の方法と同じようには撮影できないので大変な部分もあります」と明かした三浦だが、「ちょっと期間が空いた中でいろいろ思い返したり、新しいアイデアが生まれたり…ということもあったので、スピード感をもって内容濃く撮影できています。みんなそれぞれにパワーアップしていますよ! トップギアのさらに一個上をいっています」とやる気満々。

 中断している間に、「SNSの評判なども参考にして…欲が出てきた(笑)」と、鈴木氏が台本を大幅に修正したため、「せりふが1話分くらい増えていました(笑)」と三浦。衝撃的なせりふも大増量。「私のセリフもスゴくなっていました(笑)! 」という安斉が「これホントに言うんですか?」と驚いたシーンが、第4話にあるとのことだ。

 アユ、マサ、礼香が集合する第6話の撮影中には、笑いが止まらなくなった安斉が本番中にも関わらず三浦の後ろに隠れてしまうという事態もぼっ発。まだどんなシーンなのか詳細は秘密とのことだが、安斉が「ホントに伝説のシーンです(笑)!」と力説し、三浦からは「礼香祭りです(笑)」、白濱からは「あれを真面目に演じられる田中みな実さんがスゴい」と、さらなる礼香の暴走を匂わせた。

 これを受け、田中も「本当に伝説のシーンです。真面目にやるしかない(笑)! あのシーンで私“たぶん多くのものを失ってる…”という気持ちになりました(笑)。いろいろてんこ盛りで、おなかいっぱいです(笑)」と苦笑していた。

■礼香とのキスシーン「食べられているのかと思った」

 第4話の見どころやについて、田中は「礼香の話で言うと、眼帯の真相が明らかになります。過去にマサと何があったのかを振り返るシーンがありますし、礼香の家族も登場します。お父さん、お母さんはどんな人たちなのか、どんな人たちが礼香を生んだのかという点にも注目していただきたいです。あと、礼香もひとりではどうにもならないとわかってきて、いろんな人と結託し始めます。流川さんに色仕掛けをして、彼に火をつけますから、そのあたりもぜひ注目してください!」と、アピール。

 今後、礼香と流川のキスシーンがあるそうで、田中は「今回、ロマンチックな場面はひとつもないんですよ。流川さんみたいなイケメンとキスをさせていただいているのに全然ドキドキがなくて、むしろ怖い! 基本、拒まれています(笑)」と笑いながらボヤいたが、白濱は「僕、食べられているのかなと思いました(笑)。狂気的でした!」と話していた。

■祝辞
【伊集院光】普段テレビドラマをあまり見ない私が、この名作と出会ったことに、なにか運命的なものを感じます。有り余る時間と、それを放置すると不安の渦にまかれてしまいそうな日々。かくして、昨今の私の楽しみといえば、NHK の『麒麟が来る』とこの『M 愛すべき人がいて』という二大歴史ドラマとなりました。その『麒麟が来る』の中断とともに、『M』の再開ときて、私の生きる気力は繋がれました。ありがとう、『M』。

【古市憲寿】放送再開おめでとうございます。『M』のドラマ化を聞いた瞬間、正直とても不安でした。時代を築き上げた輝かしい歌姫の物語。その映像化が本当に成功するのか、と。第一話の予告編を観た時も、暗澹(あんたん)たる気持ちになりました。「これはテレ朝さん、やらかしちゃったんじゃないの」と。しかし、杞憂(きゆう)でした。そこには現実の1990 年代とは全く別の世界線で輝く、アユとマサがいたからです。『M』の中にいるアユとマサも、この世界にいるアユとマサも、どうか幸せになって欲しいと心から願っています。

【塙宣之(ナイツ)】一流の役者さんが作り出す緊張感から生み出される独特の雰囲気がこのドラマの魅力です。芸人がやると完全にお笑いになりそうな場面を役者さんがやるから画になるんですよね。待ちに待った再開、うれしいです。『M』が好き過ぎてYouTube にパロディドラマまで作ってしまいました。待ちきれなくて、そっちは先に最終回を迎えてしまいました。本家のこの先の展開がめちゃくちゃ楽しみです。

【りんごちゃん】この度は『M 愛すべき人がいて』放送再開おめでとうございます。このドラマ、そして「アユ」が大好きな私はこの日を心待ちにしておりました。この後、どんな展開が待ちうけているのかと考えるだけでドキドキ、ワクワクがとまりません。とにかくとにかく楽しみにしております。『M』再開スターティン☆

関連写真

  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』放送再開記念リモート記者会見を開催(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』放送再開記念リモート記者会見を開催(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』放送再開記念リモート記者会見を開催(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』第4話(6月13日放送)より(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』第4話(6月13日放送)より(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』第4話(6月13日放送)より(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』第4話(6月13日放送)より(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』第4話(6月13日放送)より(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』第4話(6月13日放送)より(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』第4話(6月13日放送)より(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』第4話(6月13日放送)より(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』第4話(6月13日放送)より(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』第4話(6月13日放送)より(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
  • ドラマ『M 愛すべき人がいて』第4話(6月13日放送)より(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索