テレビ朝日系ドラマ『特捜9 season3』（毎週水曜　後9：00）の放送が、17日から再開される。主演の井ノ原快彦は、「新型コロナウィルス感染拡大防止のため、『特捜9』の撮影を休止しておりましたがこの度、ようやく新作をお届けできることになりました。スタッフキャスト一同、引き続き感染防止に細心の注意を払って、今できることを考えながら撮影しております。『特捜9 SEASON3』新作第5話は6月17日、よる9時です。お楽しみに!!」とコメントを寄せている。

　4月にスタートした『season3』は、第4話まで放送された後、本作の前身である『警視庁捜査一課9係』を含め、懐かしのエピソードを5週にわたって放送してきた。再開後、一発目となる第5話は、『新警視庁捜査一課9係 season2』（2010年）の第6話に登場した、もとは浅輪直樹（井ノ原快彦）の先輩刑事で、いまはテレビのコメンテーターとして活躍する門脇健司（橋本さとし）と特捜班が再び関わることに。既婚者だった門脇は不倫が原因で警察を辞めた人物。今回、彼のもと不倫相手の女性が謎の死を遂げたことから、直樹は門脇にコンタクトを取る。

　第5話ではテレビ電話での応答や、直樹とコンビを組んで行動する新藤亮（山田裕貴）が別行動を取り、電話を介して捜査を進めるなど、これまでの『特捜9』シリーズにはなかった演出を取り入れ、新たな時代の刑事ドラマのスタイルを提示するという。

　さらに、これまで捜査に出ることのなかった国木田誠二（中村梅雀）が意外な行動へ。後半戦に向け、徐々に明らかになる国木田の過去。なぜ彼が特捜班にやってきたのか？　さらなる物語が展開していく。