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妖怪人間「ベラ」に焦点あてた実写映画公開 年齢設定は大人から女子高生に

 1968年にテレビアニメが放送され、実写ドラマや映画でリメイクされている『妖怪人間ベム』。同作に登場するベラに焦点をあて、年齢設定を大人の女性から女子高生に設定した映画『妖怪人間ベラ』が、9月11日に劇場公開されることが、発表された。ベラによって狂わされていく主人公を森崎ウィン、ベラをモデルのemmaが演じる。

『妖怪人間ベラ』実写映画化が決定 (C)2020映画「妖怪人間ベラ」製作委員会

『妖怪人間ベラ』実写映画化が決定 (C)2020映画「妖怪人間ベラ」製作委員会

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 『妖怪人間ベム』は、醜い妖怪の姿をした「ベム」「ベラ」「ベロ」の3人が時に人間を守り、時にその容姿から理由もなく迫害されるが、それでも「はやく人間になりたい」と叫び続け、人間になれる日を夢見て人間界のために悪と戦い続ける姿を描いた昭和史に残る名作。11年には、亀梨和也主演で実写ドラマ化もされ、女優の杏、鈴木福が出演し、映画化もされるなど話題作となった。さらに、今秋には完全新作アニメの劇場版公開が決まっている。

 ベラ役に抜てきされたemmaは、イギリスと日本のハーフで13年にモデルデビュー。現在はファッション雑誌『ViVi』の専属モデルを務め、バラエティ番組などでも活躍している。『TOKYO GIRLS COLLECTION』などファッションショーにも数多く出演しており、ティーン世代を中心に人気を集めている。

 メガホンをとるのは、『貞子3D』(12年)などホラー映画から『高校デビュー』(11年)、『あさひなぐ』(17年)や『ぐらんぶる』(8月7日公開)などを手がけている英勉監督。キャスト陣は森崎、emmaのほかに六角精児堀田茜清水尋也吉田凜音桜田ひより小野寺晃良ら、ベテランから若手俳優までのキャストが集結した。主題歌はBREAKERZの新曲「BARABARA」。

■映画あらすじ
広告代理店に勤める新田康介(森崎)は、忘れ去られたコンテンツ「妖怪人間ベム」の特集のため、訪れた廃墟で偶然にも“幻の最終回”を目にしてしまう。予想もしなかった衝撃の結末に狂いそうになる新田。彼女が街に現れたのはちょうどその時だった――。

一方、転校先の学校でも周りとは明らかに違う雰囲気を持ちながら物静かなベラ(emma)はいつも一人ぼっち。彼女に興味を抱いた同級生の牧野沙織(桜田)は、仲良くなろうと近づくが、沙織の精神は得体のしれない狂気にむしばまれながら病んでいく。さらに、ベラを追う新田も徐々に狂気的な行動が目立つようになり、妻・鮎美(堀田)との間にも不穏な空気が流れるようになっていく。そんな夫を不安に思った鮎美は探偵の霧島(六角)に調査を依頼。そしてやがて訪れるベラとの出会い。霧島の真の目的。ベムとベロの行方。果たして幻の最終回が意味するものとは――。

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