ドラマ&映画 カテゴリ
オリコンニュース

蒼井優&高橋一生、5分間ノーカット撮影に挑んだラブ・サスペンス

 映画監督の黒沢清氏が、主演に蒼井優を迎え、高精細8K撮影に挑んだドラマ『スパイの妻』が、NHK・BS8Kできょう6日(後2:00〜3:54)に放送される。戦争という時代のうねりに翻ろうされながらも、自らの信念と愛を貫く女性の姿を描くラブ・サスペンス。蒼井と高橋一生などからコメントが到着した。

ドラマ『スパイの妻』BS8Kで6月6日放送。主演の蒼井優と共演の高橋一生 (C)NHK

ドラマ『スパイの妻』BS8Kで6月6日放送。主演の蒼井優と共演の高橋一生 (C)NHK

写真ページを見る

この記事の写真はこちら(全10枚)


 1940年、太平洋戦争前夜の神戸。福原聡子(蒼井)は、満州へ赴いていた夫で、貿易会社・福原物産社長の優作(高橋)の帰りを待ちわびていた。ところが帰国後、幼なじみの憲兵・津森泰治(東出昌大)から呼び出され、夫が満州から連れ帰った女の死を告げられる。嫉妬心に駆られた聡子は、夫の行動を疑う中で、彼が持ち帰った重大な秘密を目にしてしまう。かの地で一体、何があったのか。真実を知ってしまった聡子は驚きの行動に出る。

 本作は、8K制作のドラマということで、監督旧知の黒沢組の面々と、今回が初顔合わせとなるNHK技術スタッフが協力。スケジュールの都合でクランクイン早々、 蒼井と高橋が緊迫したやりとりを5分間ノーカットで見せる終盤のシーンを撮ったという。このシーンを乗り越えたことで、「流派の異なるスタッフが1つのチームになったように感じた」と、制作統括の土橋圭介氏(NHKエンタープライズ)。黒沢監督にとっても新境地とも言える作品が完成した。

 蒼井は「この時代の女性を演じるのは今回が初めてだったのですが、思い描いたところに自分が行けているのか、どこか感覚が凝り固まっているのではないか、と常に自分を疑いながらの撮影でした。また、黒沢監督は、立ち位置と動きを決めてくださって、そこからどうするかは、演じる側の俳優に委ねられるため、終始“正解は何だろう” と思いながら演じていました。正解を当てに行くというよりは、不正解を知っていくことで役を形作っていくことができたように思います」。

 一方、高橋は「黒沢監督作品に初めての参加でしたが、監督の世界観は非常に明確でしたので、動きの指示や細かな機微において、提示されたものの中でどれだけの事ができるか、楽しみながら取り組むことができました。特に、この時代の人間を演じるならではの、現代的な口調ではないせりふ群を、どう解釈して出力するかという作業は、個人的にも面白い体験でした」と述懐。

 続けて「撮影終盤には、大掛かりでクラシックなオープンセットを前に百人以上のエキストラの皆さんが行き交う中で、1カットの非常に長いお芝居をやらせていただきましたが、各部署のスタッフの方々が動いていることを感じて、ここに参加させていただいていることの感謝と興奮がありました。そして、蒼井さんはお芝居で会話ができる方なので、とても安心して刺激的な経験ができたと思っています」と、振り返っている。

 黒沢監督は「過ぎ去った時代がまとう抽象性と、カメラが切り取る生身の人間の実在感とをどうやって両立させるのか、それは最初至難の技に思えました。しかし結果は素晴らしかった。何より主演俳優二人が渾(こん)身の演技でこの時代のリアリティを体現してくれたこと、そして各スタッフたちがそれを支え、超濃密でどこか神秘的な8K映像が見る者をたち、1940年代の日本へといざなってくれたこと、全てが最高のかたちで結びつきました。このような幸運な経験は、私の長いキャリアの中でも初めてのことです」と、コメントを寄せた。

関連写真

  • ドラマ『スパイの妻』BS8Kで6月6日放送。主演の蒼井優と共演の高橋一生 (C)NHK
  • ドラマ『スパイの妻』BS8Kで6月6日放送 (C)NHK
  • ドラマ『スパイの妻』BS8Kで6月6日放送 (C)NHK
  • ドラマ『スパイの妻』BS8Kで6月6日放送 (C)NHK
  • ドラマ『スパイの妻』BS8Kで6月6日放送 (C)NHK
  • ドラマ『スパイの妻』BS8Kで6月6日放送 (C)NHK
  • ドラマ『スパイの妻』BS8Kで6月6日放送 (C)NHK
  • ドラマ『スパイの妻』BS8Kで6月6日放送 (C)NHK
  • ドラマ『スパイの妻』BS8Kで6月6日放送 (C)NHK
  • ドラマ『スパイの妻』BS8Kで6月6日放送 (C)NHK

オリコントピックス

求人特集

求人検索

メニューを閉じる

 を検索