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ナタリー・ポートマンが“ポップスター”を熱演 インタビュー映像解禁

 アカデミー賞女優ナタリー・ポートマンが『ブラック・スワン』(2010年)を彷彿させる演技と、製作総指揮も務め、今後のキャリアをかけて挑んだ渾身作『ポップスター』が、あす5日より全国公開される。主人公セレステを演じたポートマンのインタビュー映像が解禁となった。

映画『ポップスター』主演ナタリー・ポートマンのインタビュー映像解禁(C)2018 Vox Lux Film Holdings, LLC. All Rights Reserved

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 本作は、銃乱射事件の生存者として、追悼式で歌を歌ったことをきっかけに新進ポップスターへと上り詰めるも、度重なるスキャンダルで失墜、再起をかけたステージに臨むポップスターの生き様を描く。監督・脚本は『シークレット・オブ・モンスター』(16年)で鮮烈なデビューを飾った気鋭若手ブラディ・コーベット。

 主題歌・劇中歌の全般を担当するのは、世界的トップ・アーティストのシーア(Sia)。17年9月から放送されたポートマン出演のクリスチャン・ディオールの香水ブランド「ミス・ディオール」のCMに起用された「Chandelier」(シャンデリア)が大ヒットしたことも記憶に新しい。そんなシーア提供の楽曲を歌い上げるポートマンのステージシーンは圧巻だ。

 インタビュー映像では、出演を決めた理由について「脚本を読んで文章表現に心を奪われたわ。ブラディ(監督)の人物描写やセリフや物語のテーマも魅力的だった。シーアの楽曲のレコーディング音声も聴いて、登場するポップソングも最高のものだと思った。いい音楽でないとこの話は説得力がないもの。だから資料をもらった時点で迷わず参加を決めたわ」と、当時を振り返ったポートマン。

 スターとして華やかに活躍しながらも、メディアの暴力に脅えアルコールやスキャンダルに飲み込まれるセレステの役作りについては、「ポップスに関するドキュメンタリーを観た。ポップスターの生活とか家族関係や仕事場での人間関係がどんなものか理解するためよ。脚本の理解も深まったわ。それから方言コーチのもとでスタテンアイランドの方言も特訓した。歌はシーアのプロデューサー、クリス・ブレイドと収録したわ。振り付けにも力を入れてる。15分間のショーの場面も区切らずに一気に撮影したの。だから大変だったけど楽しい準備でもあったわ」と、明かしている。

 時に、家族にも暴言を吐いてしまうほど気性の荒いセレステ。その背景には、ポップスターとして活躍する苦悩が隠されている。そんなセレステをポートマンは「セレステはとても複雑なキャラクターよ。モンスターのように豹変する時もある。残酷で攻撃的な面もあれば、深い洞察力を見せたり誠実な一面もある。置かれた環境や一緒にいる人の影響を受けていろいろな側面を見せる面白いキャラクターよ。真実を突きつける人がいないと、若さを理由に好き放題できてしまう。そういうところが演じていて面白かったわ」と、分析した。

 本作にはほかに、セレステの才能を買い、彼女をトップスターへと導く敏腕マネージャー役でジュード・ロウが出演。幼少期のセレステと、ナタリー・ポートマン演じるセレステの娘の二役を『トゥモローランド』(15年)などのラフィー・キャシディ。セレステの姉エレノア役は、『ゲティ家の身代金』(18年)や、『グッバイ・ゴダール!』(18年)のステイシー・マーティンが演じる。劇中ナレーションで、ウィレム・デフォーも参加している。

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  • 映画『ポップスター』主演ナタリー・ポートマンのインタビュー映像解禁(C)2018 Vox Lux Film Holdings, LLC. All Rights Reserved
  • 映画『ポップスター』(6月5日公開)(C)2018 Vox Lux Film Holdings, LLC. All Rights Reserved

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