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リモートドラマ制作&配信へ 出演は木村了×佐津川愛美、きいた×唯月ふうか、石井正則×馬渕英里何ら

 大手芸能事務所・ホリプロは27日、脚本家・藤井清美氏の企画で「20分×4本」のリモートドラマを制作・配信することを発表した。今回登場する4組は「木村了×佐津川愛美」「きいた×唯月ふうか」「石井正則×馬渕英里何」と最後の一組にはビッグネームが登場する予定。主題歌はWATWINGの「ING」が起用された。

ホリプロリモートドラマに登場する(上段左から)木村了、佐津川愛美、(中段左から)きいた、唯月ふうか、(下段左から)石井正則、馬渕英里何

ホリプロリモートドラマに登場する(上段左から)木村了、佐津川愛美、(中段左から)きいた、唯月ふうか、(下段左から)石井正則、馬渕英里何

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 同作は、コロナ禍においてエンターテインメントの形が制限されてしまう中、そして映画館や劇場に足を運ぶことができず、もどかしい思いをされている人に「少しでも明るい作品をお届けできれば」と思い、リモートドラマを制作することが決定。

 ドラマの最大の特色は「同じ脚本を別の役者が設定を変えてやるということ」「設定は本番直前に役者に渡されること」「その設定を視聴者が予想しながら見て、最後に正解発表があること」。20代から50代まで、若い俳優もベテランも同じ台本で夫婦を演じる。

 また、緊急事態宣言解除直後という設定で、企画成立から配信開始までのスピード感が重要だった。緊急事態宣言最中での制作ということもあり、打合せから、本読み、本番の撮影まですべてをオンライン上で行い、一度も役者たちと直接顔を合わせることもナシ。撮影前日までに自宅に必要最低限の機材を送り、衣装・メイクから、小道具まで自前。収録は自身でカメラを回し、撮影中、監督をはじめスタッフは、PC上で見守った。

 企画・脚本の藤井氏は「俳優が持っている役割は二つあると常々思っていました。一つは、わたしたちの人生から遠く離れた世界に連れ出してくれること。もう一つは、わたしたちの気持ちにとことん寄り添って、日常に立ち向かう勇気をくれること」。

 「世の中が大きく変わり、わたしたちの気持ちも大きく変化しました。本当は今が一番、『日常に立ち向かう勇気』を貰いたいときなのに、俳優がお客様に向き合えない。そのことにもどかしさを感じていました。全く予想がつかなかった新しい生活を体験したわたしたちのためのドラマが作れないかと企画書を書いたところ、多くの方の賛同を得て、このドラマがお客様の元に届くことになりました」と思いを明かした。

 続けて「スタッフ・キャスト一同、お客様に向き合えることが嬉しくて仕方ありません。『そうそう!』でも『わかる〜』でも、『違うよ!』でもいいのです。お客様が一瞬でもいまのストレスから離れられたら幸いです」とコメントを寄せている。

 監督を務めるのは“若手有望株”とされる吉川鮎太氏。吉川氏は「改めて会話っていいなと思いました。よく、恋人同士が抱きしめあったら、ストレスが吹き飛ぶみたいなことを聞きますが、好きな人との会話って、安心感で感情がどんどん溢れてしまい、すごく生きてる実感が湧くと思います。そんな、感情が画面から飛び出るような生き生きとした会話劇をキャスト、スタッフ一同で目指しました。ドラマを観ていただいた後、好きな人や友達と会話したいな! あいつ、今、何してるかな?と思っていただけたらとても幸いです」とメッセージを寄せている。

 配信はU-NEXTとYouTube。6月1日の0時00分「木村了×佐津川愛美」「きいた×唯月ふうか」、6月9日(配信時間調整中)「石井正則×馬渕英里何」ともう一組。U-NEXTは6月9日〜全4話一挙配信スタート(配信時間調整中)
YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCGXMmJj5-SWuxFMQESqoKCA

■あらすじ 
パソコン画面で向き合う男女。一見オンライン会議中のようだが実は、同じ家で暮らす夫婦である。緊急事態宣言解除直後、外出自粛中に溜まったストレスで関係に変化が生じ、これ以上の喧嘩を避けるためにあえてオンラインで話し合いをしているのだ。

そして家事分担についてや、自粛中のあるある話をしているうちに、今まで面と向かって口にできなかった二人の本音が画面を通して溢れ出す。この先、元に戻るのか? 元に戻っていいのか? 新しい何かが待っているのか? この緊急オンライン会議が、その後の夫婦の未来を左右していく……

■「木村了×佐津川愛美」「きいた×唯月ふうか」「石井正則×馬渕英里何」&佐藤慎太朗プロデューサーコメント

【木村了】
皆さんこんにちは、木村了です。
僕は、今回「ただいまオンライン喧嘩中」という作品に出演させていただくことになりました。今回初めての、リモートでのお芝居ということで、共演の佐津川さんと一緒に切磋琢磨しながら、この作品を成功させて、皆様の元に届けたいと思っております。よろしくお願いします!

撮影を終えて…
トータル何時間撮ったんだろってくらい長い時間をかけてスタッフの皆さんと、佐津川愛美さんとみんなで、切磋琢磨、一丸となって、撮影が今終わりました。
なかなか、自分でカメラワークを決めたり、リモートでのお芝居の掛け合いっていうのも初めてだったので、とても刺激になりました。まだまだ新しい発見ができるんだなとすごくうれしく思いました。意外と、楽しいですね。リモートなので、セリフの掛け合いが、タイムラグがあったりして、じゃあそのタイムラグをどう埋めようかなとか色々考えることもできましたし、工夫に工夫を重ねていけば、リモートドラマっていうのも一つのジャンルとしてはもう確立していくんじゃないかなって思っちゃうぐらい、楽しくやらせていただきました。本当に、ありがとうございます。すごく楽しい作品になっていると思うので、ぜひみなさん、楽しみにしていてください。よろしくお願いします。

【佐津川愛美】
皆さんこんにちは。佐津川愛美です。
今回、木村了くんと一緒にリモートでお芝居することになりました。
私は一人暮らしですので、喧嘩する相手がいるだけで、ちょっと羨ましいなと思ってます。なので今日は楽しんで、やっていきたいなと思います。
了くんだけでなく、スタッフみんなで一生懸命作って、頑張って、撮影を終えられることを願って、やることいっぱいありますんでね(笑)、頑張って楽しんでやりたいと思います!

撮影を終えて…
今回、とても急に動き出したといいますか、ほんとやることになってから、撮影までがすごく短くて、セリフを覚えるのもあんまり時間がなかったですし、あと自分でカメラアングルとかもやらないといけなかったので、一回リハをして、監督にこれでいいですかっていうのを毎回送ってチェックしてっていうやりとりをしていたので、ほんとキャストのみなさん、このチームのみなさんとは、数日間しかまだ一緒にやってないですけど、ものすっごい、一か月ぐらい一緒にやってたぐらいの気持ち、ぐらいの濃度が濃かったですね。
あの…大変でした。正直に言えば。(笑)
でもすごい、ほんとみんなでやり遂げた感があるので、これはやれてよかったなとすごく思いました。
あと、お芝居も楽しかったですし…でもお芝居以外で、カメラアングルとか持ち道具・小道具とか、メイクとか全部、すべて自分でやらないといけなかったので、いっぱいいっぱい脳みそ使った感じでしたね。
なんかこれはこの期間だからこそ、できたものだと思うし、こういうなかでみんなで作品を作れたのはとてもよかったなうれしいなと思いました。
この作品は、男子と女子と、奥さんと旦那さんと、それぞれの気持ちが出てきますから、たぶん共感する、共感できる、共感してくれる人もいっぱいいると思うし。私は逆に、結婚してないので羨ましいなと思いながらやってました。
大変だったけど、楽しかったです!なんとか撮影が終わってよかったです!あとは、監督の編集を楽しみにしています。スタッフチームもすごい頑張ってくれたので、出来上がり楽しみにしてます。

【きいた】
皆さんこんにちは!きいたです!初めてのリモートドラマでイメージがあまり湧きませんが最年少ペアらしく全力でぶつかっていきたいと思います。今だからこそ!皆さんに共感して頂ける部分も多くあると思いますので是非楽しんで頂けたら嬉しいです!

撮影を終えて…
すごく大変でした。。
カメラの位置やアングル、照明から細かい部分まで。撮影するのにこんなに大変なんだと実感しました。
でも2人らしさがしっかりと出たとてもフレッシュな作品になってると思いますので設定も予想しつつ是非楽しんで見て下さい!

【唯月ふうか】
こんにちは! 唯月ふうかです!
今回初めての夫婦役ということで、ぎこちない部分もあるかも知れないですけど、可愛らしいなと思ってもらったり、微笑ましいなと思ってもらえるように頑張りたいと思います。ぜひみなさん、ご覧ください!

撮影を終えて…
今回自宅にいながらドラマを撮影するというのが初めてだったので、スタッフさんの大変さとか、色々な大変さがわかって、すごく貴重な経験をさせていただきました。楽しかったです。ぜひ、みなさんにも楽しんでいただけたらと思います。ご覧ください!

【石井正則】
「ただいまオンライン喧嘩中」に出演させていただきます。竹内涼真です。
ああっ間違えました。石井正則です。すみませんいつも心は竹内涼真なので。
今回なんと、照明からカメラから何から全部キャストがやっているんですよ。リモート撮影なので。だからうわさによるとギャラが3倍出ると聞いておりますので、楽しみにしております。よろしくお願いいたします。

撮影を終えて…
今撮影が終了しまして、まさにこのコメントが最後ということですが、これは大変に疲れます。キャストもスタッフさんもみんなヘトヘトになって作っておりますので、この汗と涙の結晶を皆様に是非とも楽しんでご覧いただければと思います。

【馬渕英里何】
「ただいまオンライン喧嘩中」に出演させていただきます馬渕英里何です。
まさか自宅がロケ現場になるなんて思いませんでした。
こんな経験ができるのも今だけだと思います。楽しんで頑張りたいと思います。

撮影を終えて…
こういう環境で、まさかドラマを撮影する、お芝居を撮影するっていうことが実現できるとは本当にちょっと前だったら思わなかったなと思いますので、こういう機会を与えていただいて、こういう脚本を与えていただいたことは本当に感謝します。インターネットが苦手というのもあるんですけど、自分で芝居をして、カメラを回して、音声を入れて、照明をこっちからあてて…みたいな、芝居どころじゃなかったです。スタッフさんがどういう仕事をしているのかが分かって、こんな簡単な操作かもしれないですけど、何にも考えてこなかったんだな私と、この短い1本の中ですごく反省しました。早く普通の世界に戻って、また当たり前にドラマが撮れるようになるとありがたいなと思いますし、その時には関わっているすべての方々に感謝の思いが溢れてくると思います。本当にこういった機会を与えて頂いてありがとうございました。新しい経験ができたのはとても楽しかったです。

【プロデューサー・佐藤慎太朗】
このドラマは二人芝居で、怒涛の会話劇の中に、笑いと共感を織り交ぜています。
中でも、外出自粛期間中の夫婦あるあるがとてもリアルで、劇中のセリフに身が縮む思いをする男性が少なくないのではないかと思います。(笑)
また今作では、打合せから撮影、編集までをすべてオンラインで行いました。
初めての試みで何から何まで手探りでしたし、決して整った体制とはいえない中の撮影でしたが、出演者の皆様の多大なるご尽力があり、無事に完成することができました。
このような時期だからこそ演技で笑顔を届けたいと参加してくださった俳優陣の役者魂を存分に感じていただきながら、脚本藤井さんの素敵な会話劇を多くの皆様に楽しんでいただけたら嬉しいです。

■プロフィール:藤井清美(ふじい・きよみ)
脚本家・演出家。71年生まれ。徳島県で育つ。筑波大学在学中に舞台から仕事をはじめ、映像の脚本でも活躍。近年挑戦している小説では、大学で歴史学を学んだ経験を活かし、綿密な調査と取材を強みとする。舞台では小劇場から大劇場まで多くの作品を発表。『ブラックorホワイト? あなたの上司、訴えます!』(作・演出)など。ドラマ・映画のシナリオでは恋愛ものからサスペンス、スケールの大きなアクション作まで手掛ける。「相棒」「恋愛時代」「ウツボカズラの夢」「執事西園寺の名推理3」(以上ドラマ)、「引き出しの中のラブレター」「るろうに剣心」シリーズ、「見えない目撃者」(以上映画)。小説では『明治ガールズ 富岡製糸場で青春を』(KADOKAWA)『偽声』(Amazon Publishing)『京大はんと甘いもん』(KADOKAWA)。『#ある朝殺人犯になっていた』(U−NEXT)も近日出版。

■プロフィール:吉川鮎太(よしかわ・あゆた)
演出家。94年生まれ。京都造形芸術大学映画学科卒業後ホリックスに所属。
2016年、映画『DRILL AND MESSY』でPFFエンタテインメント賞(ホリプロ)受賞
2017年、今泉力哉主演映画『Groovy』でMOOSIC LAB 2017審査員特別賞、最優秀男優賞を受賞
2019年、BSテレ東『女ともだち』5、6、8話 監督

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