4月21日に3ヶ月で復刊を果たした雑誌・月刊『映画秘宝』の7月号が、きょう21日に発売。4月12日に55歳で死去したアニメ『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役で知られる声優・藤原啓治さんに向けて、現在ひろし役を担当する森川智之(53)が、長文で追悼のコメントを寄せたことから、その一部を紹介する。
森川は「彼のことは、いつもこう呼んでいる。愛と尊敬を込めて“藤原啓治”と。いつも『ねえ』とか『あのさあ〜』とか呼び合っていた。彼は人生のちょっと先輩だが同世代、声優としてはちょっと後輩、2人でよくモブキャラをやりくりして演じていた」と藤原さんとの日々を振り返る。
「作品たちは残るが、これからの作品で会えないとなると寂しくてたまらない」と悔しさをにじませ「療養中にキミの会社AIR AGENCYを支えた所属声優や教え子たち、スタッフががんばっているのを見ると、しっかりとキミの遺志が引き継がれていると感じるよ。どうか見守ってあげてください」と語りかけるようにメッセージを送っている。
同号では、『時をかける少女』(83年)などを手がけ、4月10日に肺がんのため82歳で亡くなった映画作家・大林宣彦さんの軌跡をメイン特集。また、『クレヨンしんちゃん』に作画監督などで携わり、アニメ映画『夜明け告げるルーのうた』『夜は短し歩けよ乙女』などで知られる湯浅政明監督らも藤原さんを追悼している。
森川は「彼のことは、いつもこう呼んでいる。愛と尊敬を込めて“藤原啓治”と。いつも『ねえ』とか『あのさあ〜』とか呼び合っていた。彼は人生のちょっと先輩だが同世代、声優としてはちょっと後輩、2人でよくモブキャラをやりくりして演じていた」と藤原さんとの日々を振り返る。
「作品たちは残るが、これからの作品で会えないとなると寂しくてたまらない」と悔しさをにじませ「療養中にキミの会社AIR AGENCYを支えた所属声優や教え子たち、スタッフががんばっているのを見ると、しっかりとキミの遺志が引き継がれていると感じるよ。どうか見守ってあげてください」と語りかけるようにメッセージを送っている。
同号では、『時をかける少女』(83年)などを手がけ、4月10日に肺がんのため82歳で亡くなった映画作家・大林宣彦さんの軌跡をメイン特集。また、『クレヨンしんちゃん』に作画監督などで携わり、アニメ映画『夜明け告げるルーのうた』『夜は短し歩けよ乙女』などで知られる湯浅政明監督らも藤原さんを追悼している。
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2020/05/21